この記事では、「モーター」と「エンジン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「モーター」とは?
「モーター」は電気エネルギーを動力とし、磁力により回転エネルギーを生み出す機関です。
電力が強くなればなるほどパワーを増すという性質がありますが、内部に格納されているコイルが電力に耐えきれなくなると消失し、パワーを失うという特性がありますので、電力が上がれば上がるほど、内部は熱を帯びます。
「モーター」の使い方
「モーター」は、電気エネルギーで動作する機械に使用します。
この期間の利点ですが、電力を得ることができれば、クリーンなエネルギーで機器を動作させることが可能ですが、反面、電力を得ることができない場合、内燃機関を持ち合わせていませんので、動力となることがないです。
使い方は、「モーター」に電力を供給すれば、動力となります。
「エンジン」とは?
「エンジン」は、内燃機関を持つ駆動装置です。
内燃機関とは、内部に燃焼室を設けることで、物体を燃焼させ、燃焼したエネルギーを利用することで、ピストンなどを駆動させる仕組みです。
この仕組みの利点は、燃焼する物体を供給すればエネルギーを生み出すことにあり、燃焼効率を高めると、ロスするエネルギー量を減らすことが可能です。
反面、燃焼機関を内部に設けているため、内部は高熱となり、冷却を必要とします。
「エンジン」の使い方
「エンジン」は、自動車や飛行機など様々な乗り物に使用されます。
使い方においては、燃料を補給することで動力源を補給したとみなし、燃焼室に火をともせば爆発によるエネルギーを生み出すのです。
「モーター」と「エンジン」の違い
「モーター」と「エンジン」の違いですが、内部に燃焼機関を持つか、持たないかです。
「モーター」は内部に燃焼機関を持たず、外部からエネルギーである電気の供給を受ける必要があります。
しかし、「エンジン」は内部に燃料となる物質があれば、燃焼可能でエネルギーを生み出します。
ただし、「エンジン」は、内部燃焼室に爆発を起こすために、火をともす必要があり、電気を動力にしたり、直接炎を燃焼室に放り込む必要があるのです。
まとめ
「モーター」と「エンジン」の違いですが、内部に燃焼室を設けているか、そうではないかです。
「モーター」は内部に燃焼室を設けておらず、外部からエネルギーである電力を受け取れば、動作します。
ですが、「エンジン」の場合、内部に燃焼が可能な物質が必要で、この物質に着火することで初めて動力となるのです。
「エンジン」の利点は、燃焼物質を変化させることでクリーンなエネルギーや、パワー重視の動力源となります。
例を挙げますと、「水素エンジン」は水素ガスを燃焼させ、水をエンジン外部に排出しますのでクリーンな動力です。
一方、重油や軽油を使用する「ディーゼルエンジン」はというと、パワー重視のエンジンで回転数こそ低いのですが、重たいものを運搬する力を秘めた内部燃機関になるのです。