この記事では、「着手金」と「着工金」の違いを分かりやすく説明していきます。
「着手金」とは?
「着手金(ちゃくしゅきん)」とは、「弁護士・探偵などに依頼して、仕事にとりかかってもらう(着手してもらう)ために支払う代金」のことを意味しています。
「着手金」は、あくまで「仕事・作業にとりかかるための費用」なので「その仕事が成功するか否かとは関係なく支払う必要のある代金」になっています。
さらに「着手金」は「仕事にとりかかる費用・代金」なので、それとは別に「本来の仕事の料金・経費・成功報酬」などを別に請求されます。
「着工金」とは?
「着工金(ちゃっこうきん)」とは、「土木建築の工事を始めてもらうときに支払わなければならない代金」のことを意味しています。
「着工金」というのは、数千万円~数億円以上の大きなお金が動く土木建築の工事において、保証金の意味合いもあって徴収する「工事料金総額の一部の前払い」になっています。
「着工金」とは、「請負業者がその土木建築工事を最後までしっかり仕上げる前提で依頼者が支払うことになる、工事費用総額の一部の前払い」のことなのです。
「着手金」と「着工金」の違い!
「着手金」と「着工金」の違いを、分かりやすく解説します。
「着手金」と「着工金」はどちらも「依頼して仕事を始めてもらうときに支払わなければならない代金」のことですが、「着手金」というのは「あくまで仕事にとりかかってもらうための費用で、結果が成功でも不成功でも支払う必要のある代金」を意味しています。
「着手金」に対して「着工金」というのは、「建設工事(土木工事)を始めるときに、工事費用総額の一部として前払いする代金(建設会社が工事を最後まできちんと仕上げる前提で受け取るお金)」を意味している違いを指摘できます。
また「着手金」は「このお金とは別の通常料金・経費や成功報酬などを請求することになります」が、「着工金」はあくまで「工事代金総額の一部の前払い(総額から着工金を差し引いてくれる)」である違いがあります。
まとめ
「着手金」と「着工金」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「着手金」とは「業者(弁護士など)に依頼して仕事にとりかかってもらうために必要となる代金」を意味していて、「着工金」は「土木・建築などの工事を始めてもらうときに支払う代金(工事費用の一部の前払い)」を意味している違いがあります。
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