この記事では、「几帳面」と「丁寧」の違いを分かりやすく説明していきます。
「几帳面」とは?
「几帳面」とは、物事の細部まできちんと行うこと、決まりや約束にそうように正確に行うことを意味します。
几帳面な性格というと、まじめというイメージがありますが、まじめは几帳面の類語です。
几帳面な人には、仕事を正確に行う、正確な仕事を行うので高いクオリティが期待できるといった特徴があります。
しかし、正確さを追求するあまり、仕事に時間がかかってしまうこともあります。
「丁寧」とは?
「丁寧」には、細かいことにまで気を配るという意味と、礼儀正しいという意味があります。
細かいことにまで気を配るという意味で使うときには、「丁寧に洗濯物をたたむ」といった使い方をします。
礼儀正しいという意味で使うときには「礼儀正しいあいさつをする」といった使い方をします。
類語は丁重です。
丁寧な人には、ものを大切に扱う、あいさつをする、お礼を忘れないといった特徴があります。
「几帳面」と「丁寧」の違い
「几帳面」と「丁寧」は似ている意味があります。
違いは「几帳面」の類語がまじめであるように、まじめで堅苦しいイメージがありますが、「丁寧」の類語は丁重でまじめなイメージがないことです。
几帳面はメリットと捉えられることもありますが、堅苦しく捉えられてしまうデメリットもあります。
まとめ
「几帳面」と「丁寧」は意味が近い言葉ですが、ニュアンスが違います。
違いを知って使ってみましょう。