この記事では、「ご友人」と「お知り合い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ご友人」とは?
「ご友人」は、「友人」に「ご」がついた言葉です。
「友人」には、ともだちという意味があります。
「ともだち」は、心を許し合っている存在です。
一緒にいて心が休まる存在だともいえます。
「ご」は尊敬の意を表す言葉です。
「ご両親」「ご家族」といった使われ方もし、この場合も相手に対して尊敬の意を表しています。
「ご友人」は相手に対して使う言葉で、自分自身の友達に関して話す場合には使用しません。
たとえば、子どもが学校の友達のことを話すときに母親に向かって「僕のご友人と遊んだ」といった言い方はしません。
「お知り合い」とは?
「お知り合い」は、「知り合い」に「お」がついた言葉です。
「知り合い」は、互いに知っている人を意味します。
たとえば、「知り合いの花屋さん」という場合は、自分自身が花屋さんのことを知っているし、花屋さんもあなたのことを知っています。
「お」は尊敬の意を表す言葉です。
敬う人の行為や物、その対象について使い、「お手紙」「お話」のような使い方をします。
「ご友人」と「お知り合い」の違い
「ご友人」と「お知り合い」は、尊敬の意を表す「ご」や「お」がついており、どちらも相手やその行為やものを敬うときに使用をします。
「ご友人」は心を許し合っている存在のことです。
「お知り合い」は互いに知っている人のことです。
この場合は、心を許し合っているかは関係ありません。
まとめ
「ご友人」と「お知り合い」は、どちらも敬うときに使用する言葉です。
どちらも相手が知っている人のことですが、「ご友人」の場合は心を許しており、「お知り合い」はただ知っているだけの違いがあります。