「よりを戻す」とは?意味や使い方を解説

ことわざ・慣用句

「よりを戻す」

よりを戻すというのは物事を元の状態にすることを指しています。

特に男女の中を元通りにすることを指しており、例えば別れた恋人と復縁することなどをよりを戻すというのです。

あるいはより合わせたものを解いて元に戻すことをよりを戻すと思います。

「よりを戻す」の意味

よりを戻すというのは切れていた縁が再びつながることであり、元の関係に戻る、復縁する、仲直りする、元の鞘に収まる、関係を修復する、などといった類義語があります。

恋人と別れた後、やっぱりもう一度付き合いたいと思って環境戻すこともあるのではないでしょうか。

そのような時はよりを戻すという表現が使えます。

「よりを戻す」の言葉の使い方

基本的に男女の関係を元通りにすることをよりを戻すと言いますので、例えばよりを戻したい、よりを戻した、などといった使われ方があります。

喧嘩をして仲直りをした後もよりを戻したということがあります。

「よりを戻す」を使った例文・短文(解釈)

それならばよりを戻すという表現はどのような文章で使われるのでしょうか。

ここではよりを戻すという表現を使った例文をいくつか紹介します。

「よりを戻す」の例文1

「娘は彼と別れて絶対にもう二度と会わないと言っていたけれど、最近よりを戻したみたい」

恋人と大喧嘩をしてもう二度と会わない、二度と会いたくない、と思った経験を持つ人もいるのではないでしょうか。

しかしその一方で、どれだけ喧嘩をしてもまた仲直りするカップルは少なくありません。

大喧嘩をして「もう別れる」「もう二度と嫌だ」と思ったとしても、時間が経って冷静になるとよりを戻したい、もっと仲良くなりたい、と思うことが多いのです。

もしもよりを戻したいと思ったら積極的に相手に連絡をすることが大切です。

「よりを戻す」の例文2

「彼の方から私を振ったくせに、冷静になったら寂しくなってよりを戻そうとしてきたんだよ、ありえないでしょ」

恋人と別れようと思ったとしても、時間が経って冷静になるともう一度付き合いたい、あの判断は間違っていた、と思ってしまうこともあるかもしれませんね。

確かにそれなりに時間が経ってからよりを戻す事は不可能ではないと言われています。

しかし誰かを振ってしまってその人を傷つけた場合、その人の傷はしばらく残ります。

だからこそ、よりを戻そうと思ったときにはもう遅いということも考えられるのです。

「よりを戻す」の例文3

「彼女と音信不通になって3ヶ月が経ったけれど、自然によりが戻ったんだ」

最近は誰もがSNSを使うようになり、気軽に恋人や家族とも連絡が取れるようになりました。

しかし、そのようなSNSがありながらも自然消滅になってしまう、音信不通になってしまう、という事は十分に考えられます。

付き合っていた彼女と3ヶ月もの間も音信不通だったら、もう別れたのかな、自分たちは自然消滅したのかな、と思ってしまうのではないでしょうか。

しかし、そこからまた連絡をするようになり、よりが戻ったという事もあり得るのです。

「よりを戻す」の例文4

「私たちは別れた2ヶ月後によりを戻すことに決めた」

実際に今の配偶者と付き合っていた時に別れた経験を持つ人もいるかもしれませんね。

いちど別れたけれどまたすぐに寄りを戻した、数年後によりを戻した、などという人もいるかもしれません。

このように、いちど別れたとしてもまたよりを戻して結婚するという夫婦は少数派ではないと言われています。

また、心理学的には別れた直後は「二度と一緒になりたくない」という気持ちが働いているために仮に復縁したいと思っても相手に働きかけてはいけないとも言われているのです。

しばらく時間をおいて相手が冷静になった頃に連絡をすると良いとされています。