この記事では、「ジリ貧」と「貧乏」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジリ貧」とは?
「ジリ貧」は「じりひん」と読み、以下の3つの意味と使い方があります。
1つ目は「徐々に蓄えがなくなり貧乏になっていく様子」という意味で「失業してジリ貧状態」などと言います。
2つ目は「社会やものごとの状況が段々と悪くなっていく様子」という意味で、「国家がジリ貧になっている」などと言います。
3つ目は「投資用語で、株価や為替の値が段々と下がっていくこと」という意味で、「大手銘柄のジリ貧が続いている」などと言います。
上記に共通するのは「少しずつ悪い状態になっていくこと」という点です。
「ジリ貧」は「ジリジリと貧しくなる」の略語で、元は経済用語でしたが、最近では日常的に使われる様になっています。
「貧乏」とは?
「貧乏」は、「財産や収入が少なく、生活が苦しいこと」です。
既に蓄えがなく、生活に困っている状態を表します。
ただし、俗語的に「小遣いが足りない」「贅沢ができない」程度の状態でも「貧乏」と使うこともあります。
また、「引越し貧乏」「寿貧乏」など、あるものごとにお金をつぎ込んでしまい、生活に余裕がなくなることのたとえとしても使われます。
「ジリ貧」と「貧乏」の違い!
「ジリ貧」は「徐々に蓄えがなくなり貧乏になっていく様子」です。
「貧乏」は「財産や収入が少なく、生活が苦しいこと」です。
まとめ
今回は「ジリ貧」と「貧乏」の違いをお伝えしました。
「ジリ貧は段々と貧乏になる」、「貧乏は既に生活が苦しい」と覚えておきましょう。