「滞納保証」と「家賃保証」は、賃貸物件に関して使われている言葉です。
この記事では、「滞納保証」と「家賃保証」の違いを分かりやすく説明していきます。
「滞納保証」とは?
まず、大家と管理会社の関係を説明します。
大家とは、その物件の所有者のことです。
個人の場合もあれば、会社の場合もあります。
大家の主な仕事は、共用部の清掃やメンテナンス、入居者の募集、家賃の回収、退室後のクリーニングなどです。
管理会社とは、大家から物件を委託されて管理される会社のことです。
管理会社の主な仕事は、入居者のクレームへの対応、家賃を回収して大家に送金、建物のメンテナンスなどです。
「滞納保証」とは、入居者が家賃を滞納したときに、管理会社が立て替えて大家に滞納分を支払うことを保証したものです。
「滞納」とは、納付する義務があるもの金銭や品物を、期限内に納めないことです。
「保証」は、大丈夫であると責任を持つことを意味します。
「家賃保証」とは?
「家賃保証」とは、入居者が滞納したときに、代わりに家賃保証会社が滞納分の料金を支払う保証のことです。
賃貸物件の契約をするときには、連帯保証人が必要です。
しかし、連帯保証人になってくれる人がいない場合もあります。
家賃保証会社は入居者の連帯保証人となり、家賃の支払いを保証します。
「滞納保証」と「家賃保証」の違い
「滞納保証」も「家賃保証」も、入居者が滞納したときに管理会社や家賃保証会社が立て替えてくれる保証のことです。
「滞納保証」は管理会社がオーナーに支払うもので、管理会社が行っています。
入居者の連帯保証人にはなりません。
「家賃保証」は家賃保証会社が行っています。
入居者の連帯保証人になってくれます。
まとめ
どちらも賃貸物件に関係している言葉ですが、保証の仕組みが違います。