この記事では、「全然」と「全部」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
この2つの言葉の違いや使い方を、是非とも把握していただいてご自分のスキルアップや日常生活に役立ててみてください。
「全然」とは?
最初に「全然」の意味をご説明致します。
「全然」の意味とは、基本的に見た通りのままである様子を表現する際に使われる意味があります。
また、その他の使い方としては、否定的な言葉や表現を続くことを前提として、「全く」や「ちょっとも」という意味合いでも使われることがあります。
「全部」
次は「全部」の意味を解説していきます。
「全部」の意味とは、自分が認識しているものや手元にあるものの全て(全体)を意味しております。
また、コレクション等を指す時にも使われることがありますので、是非とも抑えておいてください。
「全然」と「全部」の違い
ここの項目では「全然」と「全部」の違いを解説していきます。
基本的に「全然」と「全部」の違いは、上で解説した意味を照らし合わせると、簡単に違いや使い方まで見えてきます。
前者の「全然」とは、見たまんまの状態や様子を指しております。
そして、否定する際にも使われます。
後者の「全部」とは、認識・手元にあるものを全部という意味と、コレクション等を指す時にも使われますので、参考にしておいてください。
このように違いが明らかになったところで、使い方も見ていきましょう。
前者の使い方としては、「僕なら全然大丈夫ですので~」という使い方が非常にイメージしやすいでしょう。
また、後者の使い方としては、「ここにあるもの全部を購入したいと思っているので~」という使い方がしっくりくるはずです。
「全然」を使った例文
・『あの人の事なら全然心配する必要はないだろう』
・『話をしたのだが、全然理解をしてもらえなかった』
・『私は全然気にしていないので、また来てください』
・『全然テストの点数が上がっていないようだ』
・『その話は全然聞いていなかったので、初耳です』
「全部」を使った例文
・『ここにあるもの全部が盗まれてしまったようだ』
・『軍艦のプラモデルを全部集めました』
・『全部の和菓子を食してみたい』
・『全部の課題をこなせました』
・『全部あの人のせいにするのはおかしい話だ』
「まとめ」
最後に「全然」とは、見た通りのままである状態や様子を指している意味があります。
また、否定的なことを表現する際にも使われます。
そして、「全部」とは、自分が認識・手元にあるものの全てを意味しているのです。
コレクション等を表現する際にも使われることがありますので、是非とも抑えておいてください。
ご自分で適切を思われるシーン等で是非とも活用してみてください。