この記事では、「ぐう聖」を分かりやすく説明していきます。
「ぐう聖」の意味
ぐうの音も出ないほどの聖人・文句のつけようがない素晴らしい人格者を意味している言葉。
「ぐう聖」の解説
「ぐう聖」というのは、「ぐうの音も出ない」という慣用句と「聖人」の名詞が組み合わされてつくられた5ちゃん(旧2ちゃん)などで使われるネットスラングです。
「ぐう聖」の意味は、「ぐうの音も出ないほどの素晴らしい聖人・立派な人格者」になります。
「ぐうの音も出ない」という慣用句の意味は、「(相手の言っていることが正論すぎて)まったく反論・弁解ができないこと」です。
「ぐうの音も出ない」の「ぐう」は、「(答えることができずに困って)息が詰まった時に出す声の音の擬音語」です。
その意味で、「ぐう聖」にはオノマトペ(擬音語・擬声語)の要素があると言えます。
「ぐう聖」の由来は、日本ハムから巨人に移籍した小笠原道大選手(ガッツ)が「恩知らずの畜生」とされて「ぐう畜(ぐうちく)」と呼ばれたのですが、その対義語として「ぐう聖」が生まれました。
5ちゃんのなんJの野球ch界隈で「ぐう聖」とされる野球選手には、「三浦大輔、フレデリク・セペダ、ボビー・ケッペル、梨田昌孝、山本由伸」などがいます。
「ぐう聖」の使われ方
「ぐう聖」は、「ぐうの音も出ないほどの立派な聖人や慈愛に満ちた人格者」を指して使うという使い方になります。
「ぐう聖」は、神様仏様のように拝みたくなるような人格者や誰にでも優しい人、ボランティア精神に富んだ人などに使われるネットスラングなのです。
例えば、「ぐう聖の友達がいつもランチをおごってくれます」や「大学の先生が出席日数を多めにカウントしてくれた、マジでぐう聖」、「私のミスをカバーしてくれた先輩、ぐう聖すぎて尊敬してます」といった例文で使用することができます。