この記事では、「ゲソ痕」を分かりやすく説明していきます。
「ゲソ痕」の意味
犯人・容疑者が事件現場などに残していった足跡(あしあと)。
「ゲソ痕」の解説
「ゲソ痕」という警察用語は、「犯人・容疑者が事件現場などに残していった足跡・靴底の跡」を意味しています。
「ゲソ痕」という言葉は、刑事ドラマや捜査役の警察が登場するミステリー小説などで見聞きすることがあります。
このように警察用語・隠語として使われている「ゲソ痕」は、端的に「犯人逮捕の手がかり・証拠(科学的捜査の対象物)」につながることのある「犯人・容疑者の足跡」を意味している用語なのです。
「ゲソ痕」の「ゲソ」は漢字で書くと「下足」であり、元々は「靴・下駄・草履などの履物」の意味を持っていて、その後に「足」の意味が生まれました。
「ゲソ痕」の「ゲソ」には「犯人が逃亡すること」を意味する「ゲソを切る」、「犯罪の足がつくこと」を意味する「ゲソがつく」などの慣用句的な言い回しもあります。
「ゲソ痕」の使われ方
「ゲソ痕」は、刑事ドラマ・ミステリードラマ(刑事小説・ミステリー小説)などの刑事のセリフとして使われることが多くなっています。
「ゲソ痕」という警察用語は、殺人事件・強盗事件などの犯罪が起こった後に、現場やその周辺に残されている「犯人(容疑者)の足跡」を指して使用するという使い方になります。
例えば、「現場でゲソ痕を徹底的に探して調べました」や「ゲソ痕から犯人が一人ではなく二人以上であることが判明しました」などの例文で使用することができます。