「こすい」と「せこい」の違いとは?分かりやすく解釈

「こすい」と「せこい」の違い違い

この記事では、「こすい」「せこい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「こすい」とは?

「こすい」とは、利にさとくてずるい、狡猾、ケチであるといった意味になります。

つまり悪賢くて、自分の利益を優先させ、相手に損をさせるといった行動に対して使います。

たんなるケチ、ずるいよりも悪い印象が強まります。

「あんな、こすい奴初めて見たよ」「お前、友達使って商売するなんてこすいぞ」などと、使います。


「せこい」とは?

「せこい」とは、悪い、下手、くだらない、少ない、ケチ、しみったれている、考え方が狭いなど、複数の意味があります。

よく使われる意味合いとしては、しみったれている、ケチ、考え方が狭いなどでしょうか。

どの意味も悪い意味というのは共通していますので、自分に対して使う分には構いませんが、人に対して使う時はよく考えてからにしてください。

「我ながらせこいとは思うけど、ちょっとでも安く買える店を探し回った」「せこい考えで、将来を台無しにしたな」「あんたみたいなせこい男とこれ以上付き合えない」などと、使います。


「こすい」と「せこい」の違い!

「こすい」「せこい」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも「ケチ」という意味は共通しています。

しかし微妙な違いがありますので、使い分けを覚えておきましょう。

「こすい」は悪賢いケチといった意味になります。

自分の利益に対して感覚が鋭い人に使います。

一方の「せこい」は、悪賢いといった意味は一切含みません。

単純に、ケチ、しみったれ、考え方が狭い、くだらない、下手という意味で使います。

同じケチであっても「こすい」は、悪い意味で賢さがあるとなりますが、「せこい」は人間性も考え方もどうしようもないというイメージがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「こすい」「せこい」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも「ケチ」という意味は同じですが他の意味合いが違いますので、正しく理解してふさわしい方を選び使ってください。

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