普段皆様も経験したであろう「笑い泣き」と「泣き笑い」について解説していきます。
この2つの言葉はかなり似ていますが、どこに違いがあるのでしょうか?
「笑い泣き」とは?
「笑い泣き」は面白さのあまりに笑い過ぎて涙が出るという現象です。
「笑い泣き」を例えるならば、ある芸人が特大のギャグをかまして腹を抱えてしまう程大笑いして涙が出てしまうというもの。
この時の感情は「面白い」「楽しい」等のポジティブなものなのではないでしょうか。
逆に自分に災難が降りかかる、相手が傷ついていることで大笑いをして涙が思わず出るということはまずないでしょう。
このように「笑い泣き」をするというものはほぼポジティブな感情が宿っているということがわかります。
また、「笑う」という行為は人を元気づけるという効果がありますので、笑い過ぎて涙が出ることはとても素晴らしいことなのではないかと私自身思います。
「泣き笑い」とは?
「泣き笑い」は嬉しさのあまりに感極まって涙が出る現象です。
例として大切な人から誕生日プレゼントを貰って感極まって涙と共ににこやかに笑うというもの。
ですが「泣き笑い」にはもう一つのパターンがあります。
例として挙げるならば、愛する人が亡くなってあまりの悲しみにくれたことにより思わず乾いた笑いをしながら涙を流すというもの。
「笑い泣き」と「泣き笑い」の違い
皆様は「笑い泣き」、「泣き笑い」について深く考えたことはあまりいないのではないでしょうか。
「笑い泣き」は面白さのあまりに笑い過ぎて涙が出るという現象。
「泣き笑い」は嬉しさのあまりに感極まって涙が出る現象もしくはあまりの悲しみにくれたことにより思わず乾いた笑いをしながら涙を流す現象です。
このことから大きな違いがあることがわかります。
それは「ポジティブ」な感情であるか「ネガティブ」な感情であるかということです。
おそらく多くの方はポジティブな自分でいたいと思うのではないでしょうか? 自らネガティブになりたいと願う方は今までいましたでしょうか? おそらくいないと思います。
「泣く」「泣いた」等の言葉を聞いた時、ネガティブな感情を思い浮かべることかと思いますが必ずしもそうではありません。
辛くて苦しくて泣いてしまうこと、怪我をして痛みのあまりに泣いてしまうことはあると思います。
そして更に悲しみのどん底に突き落とされて涙と共に乾いた笑いが出る方もいます。
このようなことから「笑い泣き」はポジティブな感情に絞られますが、「泣き笑い」はネガティブな感情であるパターンとポジティブな感情であるパターンの2種類があることがわかります。
まとめ
この文章を読んでいただいて少しでも人間の感情について考えさせられたと思って頂ければ私は大変嬉しく思います。
私自身もこの記事を書いて笑う時には思う存分笑い、悲しい時は泣くだけ泣きじゃくろうと感じました。
何故ならその方が気持ちが安らぐからです。
「笑い泣き」と「泣き笑い」どちらにもいい意味が含まれていますが「泣き笑い」には例外としてネガティブなものもあるということがわかっていただけたかと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
皆様のこれからの人生が良き方向へ向かいますように。