この記事では、「玉の輿に乗りたい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「玉の輿に乗りたい」とは?意味
「玉の輿に乗りたい」は、女性側が裕福な男性と結婚することで裕福な暮らしをすることを思うことです。
あくまで、「乗りたい」とあるように願望であるのが「玉の輿に乗りたい」という言葉の本質であるため、言ってしまえば、女性側は苦労をすることなく、楽をして男性と結婚して裕福に暮らしたいとするのが「玉の輿に乗りたい」と願う物の願望なのです。
「玉の輿に乗りたい」の概要
「玉の輿に乗りたい」の玉の輿ですが、実は楽をして男性と結婚するのではなく、むしろ、結婚するために努力して周りの女性を蹴落として自分を選んでもらうよう仕向けるというのが本来の「玉の輿」です。
何故なら、玉の輿と言われるモデルになった人物は、弾と呼ばれる愛称で呼ばれていて、その人物がお嫁に来る際に輿に乗ってきたことが由来なのですが、実はこの球と呼ばれる愛称の女性は、男性に気に入られるためには何でもしたと言われており、美貌と知性があったが故、大奥に入り、お殿様との婚姻に至ったため、実力者でなければならないわけです。
その為、「玉の輿に乗りたい」というのはあくまで願望であり、自分から実力不足であると認めているとも見えます。
その為、「玉の輿に乗りたい」は、女性自らが実力不足だけど、結婚して楽をしたいと述べているに過ぎないのです。
「玉の輿に乗りたい」の言葉の使い方や使われ方
「玉の輿に乗りたい」は女性が男性と結婚して楽をしたい場合に言う言葉で、男性側は使いません。
その理由は、男性は結婚する際、輿に乗ることなく女性を待つ側であるため、男性がお金持ちの女性と結婚して楽をする場合は、「玉の輿に乗りたい」とは言わず、「逆玉の輿に乗りたい」と呼びます。
逆とつければ立場が逆の玉の輿という解釈になりますので男性側を対象に移すことができるのです。
「玉の輿に乗りたい」を使った例文
・『いつか私も玉の輿に乗りたいなあ。』
この例は、自分が実力不足で他者を蹴落としてまでお金持ちと結婚することはできないがいつかはお金持ちと結婚したいという例です。
「玉の輿に乗りたい」はお金持ちと結婚することにあるため、この例では、女性側がそうありたいと願っています。
・『玉の輿に乗りたいと願う者は皆努力をするのが常だ。』
この例は、お金持ちの男性と結婚したいと願う人物は皆努力しているという例です。
何故なら、お金持ち側と釣り合うだけの魅力を持たないと、お金持ちの人は女性を選ぶだけの権利があるが故、玉の輿を狙うことはできません。
まとめ
「玉の輿に乗りたい」をなぜか多くの女性陣の方は楽にお金持ちと結婚することであると認識していますが、実はそうではなく、知略と美貌の他、相手を蹴落とすだけの度胸などすべてを備えていなければ、「輿」に乗ることはできず、玉の輿に乗ることはできません。
その為、「玉の輿に乗りたい」とは、あくまで女性が持つ願望であると解釈し、自分には他社を蹴落としたり美貌の他知性はないがいつかお金持ちと結婚したいと願う考えを持つというのが正しい解釈です。