この記事では、「ウォーキング」と「足踏み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウォーキング」とは?
歩くこと、または健康の維持や増進のための歩行運動のことです。
歩くとは、足を片方ずつ前に出して前進をすることです。
つまり「ウォーキング」は、その場で足を動かすことではなく、前進をしていることになります。
「ウォーキング」をするために特別な道具は必要ありませんが、歩きやすい靴を履くことが望ましいです。
コンクリートの上を歩いていると足に衝撃が加わります。
歩くことを想定した靴は、足への衝撃を和らげる工夫がされています。
また、足を蹴り出しやすいようにもなっています。
健康の維持や増進のために歩くなら、姿勢を正すことが大切です。
猫背では歩きにくく、健康への働きはあまり期待できません。
姿勢をまっすぐにし、目線は2~3メートルほど先にします。
腕は軽く前後に振ります。
無理に大きく振る必要はありません。
前に腕を出すことよりも、後ろの引くことを意識します。
「ウォーキング」の使い方
健康の維持や増進のために歩くことを指して使用をします。
「足踏み」とは?
「足踏み」には4つの意味があります。
1つめは、立ち止まった状態でその場で足を上下に動かすことです。
足を前に出すことはしないため、前進はしません。
2つめは、物事が前に進まず、同じような状態が続くことです。
工事のことで考えてみます。
工事に使用する材料が足りない、天候が好ましくない、周辺住民とのトラブルなど、さまざまな理由で、工事が進まなくなってしまうことがあります。
そうなると、予定していた期間に終わらなくなってしまいます。
こういった停滞していることを「足踏み」といいます。
3つめは、舞楽や能楽などで足を上下する動作です。
4つめは、弓術で行う動作です。
「足踏み」の使い方
いくつかの意味がありますが、その場で足を上下に動かすという意味と、物事が停滞するという意味で使用されることが多いです。
「ウォーキング」と「足踏み」の違い
どちらの言葉も足を動かすことを指していますが、動かし方に違いがあります。
「ウォーキング」は、足を前に出します。
右足を前に、左足を前にと動かすことで前進をします。
その場にとどまってはいません。
「足踏み」は、足を交互に上下することです。
前には出しておらず、前進しません。
「ウォーキング」の例文
・『明日からウォーキングをはじめよう』
・『近所の人たちとウォーキングをしている』
・『毎朝ウォーキングをすることが日課だ』
・『犬の散歩ついでにウォーキングをする』
「足踏み」の例文
・『足踏みを10分間行う』
・『家の中で足踏み運動をする』
・『テレビを見ながら足踏みする』
・『足踏みをしていて疲れた』
まとめ
どちらの言葉も足を動かす意味が含まれていますが、動かし方に違いがあります。
大きな違いは、前進するのか、その場にとどまるのかです。