さまざまな感情表現の中に、「わくわく」と「どきどき」があります。
どちらも期待している時に使いますが、それ以外でも使っているようです。
この記事では、「わくわく」と「どきどき」の違いを分かりやすく説明していきます。
「わくわく」とは?
「わくわく」とは、期待や嬉しさなどで、心が落ち着かない、または心踊る様子を表しています。
「わくわく」はもともと「湧く(沸く)」が語源のようです。
体の内部から外側へ湧きだす感情を表現したもので、激しく動く様子を表現しています。
「わくわく」は感情が沸き上がってくる様子が分かる言葉です。
例文としては、「明日は念願の旅行の日で、前日からわくわくしています」、「明日はどんな素晴らしいことがあるのかと思うと、わくわくするよ」などと使います。
「どきどき」とは?
「どきどき」とは、動悸、または胸騒ぎがする様子です。
不安や恐れ、驚きなどの他にも、期待や喜びなどの嬉しい感情の時にも使います。
「どきどき」という言葉は、心臓の動悸の音の「ドキドキ」から来ているようです。
そのため、あらゆる感情からくる動悸や、動悸そのものの状態を表す言葉として使われるようになったのでしょう。
例文としては、「もうすぐ試験の日なので、緊張で今からどきどきしています」、「初めての告白でどきどきしているよ」などと使われます。
「わくわく」と「どきどき」の違い
「わくわく」と「どきどき」の違いを、分かりやすく解説します。
「わくわく」は嬉しい時など、体の内側から湧いてくるような感情の時に使います。
一方、「どきどき」は嬉しい感情の時にも使いますが、そうでない時も使います。
そのため、「どきどき」はその時の状況によって、その意味が変わってきます。
期待と不安が入り混じるような感情の時にも、「どきどき」を使うことができるでしょう。
いずれも感情や心が動く様を表現しています。
「わくわく、どきどき」と一緒に使うと、本当に嬉しさで期待に満ちている幸せな感情という印象を受けることができます。
まとめ
「わくわく」は嬉しい時やポジティブな期待に満ちた時に使います。
なので、「わくわく」するような毎日を送ることができたら、きっと人生は素晴らしいものになるでしょう。
「どきどき」も同じような感覚で使うことができます。
できるだけポジティブな感情の「どきどき」する瞬間を増やしていきたいものです。
動悸がする時も「どきどき」を使いますが、この場合は感情が原因ではなく、体から来ている場合もあります。
なので、必ずしも「どきどき」する状態というのは良いとは限りません。
普段の生活の中で、できるだけ「わくわく、どきどき」するようなことに目を向けるようにすれば、毎日が幸せに感じられるようになるでしょう。
感情はその人の主観から来ることが多いものです。
なので、できるだけ自然に良い感情でいられるようにしていきたいものです。
そのためにも、まずは小さな「わくわく」から見つけて見るのも良いかもしれません。