この記事では、バッチグーの意味を分かりやすく説明していきます。
バッチグーとは?意味
バッチグーとは、万事良好で完璧にいっているという意味になります。
英語のgoodと日本語のバッチリを合わせた合成語でもあるこの言葉は良好なさまという意味合いもあります。
バッチグーの概要
思い通りにいっているときにも使えるバッチグーは、1990年代初頭に芸能界から誕生した言葉です。
この言葉を流行らしたのは、バラドルとして活躍していた森口博子でした。
森口が初めてバッチグーを番組内で発したのが「クイズ 年の差なんて」です。
この番組ではヤングチームとアダルトチームが出された問題に答えるクイズ番組した。
司会者に向かって森口が「バッチグー」と楽しそうに言った言葉が共演者の心を捉えて、出演者が使うようになりました。
楽しそうに出演者が「バッチグー」と使う姿を視聴者がまねするようになり、流行語に選ばれます。
その後、1995年頃にかけて幅広い年代に広まりました。
とくに、女性にウケた言葉でもあり、若い女性から中年女性がよく使う言葉になったのです。
バッチグーの言葉の使い方や使われ方
バッチグーの使い方は、コンディションがいいと相手に伝えたいときや、準備ができたことを伝えるときに使います。
ニコッと微笑んだら「バッチグーよ」と伝えたり、この人とは気が合いそうだなと思ったときは「相性がバッチグー」と伝えるときに使われています。
応援してあげたいなと思う人に対しては「今日はバッチグーだね」と明るく声をかけたり、「バッチグーなセンスだね」と相手のファッションコーデを褒めてあげるときにも使える言葉です。
「バッチグーだね」「バッチグーなセンスだね」と褒めるときは相手の顔を見ながら親指を立てて「準備はできた?」と聞けば、言われた方も嬉しい気持ちになるでしょう。
バッチグーを使った例文(使用例)
バッチグーを使った例文をご紹介します。
・前の君はどこか冴えなかったけど、今では服のセンスも良くなってバッチグーさ。
前はファッションセンスがどこか地味でいまいちだったけど、今では都会的なおしゃれもできるようになって素敵だよと褒めるときに使う言葉です。
・君に教えてもらったレストランの料理が美味しくて良かったよ。
バッチグーな選び方だ。
教えてもらったレストランの料理が美味しくてセンスがいいねと褒めるときに使う例文です。
なかなか好みに合うレストランがないのに、数ある中から自分好みの料理を出す店を選んでくれたことに対しての感謝する気持ちと、その人の店選びのセンスの良さに感動した気持ちを伝えられます。
・合コンで知り合った男性と話が合って一緒にいてすごく楽しいの。
星座も同じで相性もバッチグーなんだ。
合コンで知り合った男性は初対面なのに話がとても合い、楽しく会話ができるところが幸せな気持ちになりました。
星座も一緒であることに運命を感じた人は、自分と結婚する人なのではないかと思うほどいいなと感じたことを人に教えるときに使います。
まとめ
バッチグーは、相手のセンスや考え、魅力を褒めるときに使える楽しい褒め言葉です。
ニコッと笑いながらバッチグーと言ってみたり、意味ありげな目線を向けながら言ってみるのも相手をいい気持ちにさせます。
会社では仕事でいい成果が出た人を褒めるときに使えば相手のやる気を出させ、学校ではいい成績を出した人やいい動きをする人に対して褒めるときに使うのもいい褒め言葉になります。
相手と距離を縮め、いい雰囲気にするために使えるバッチグーを人との会話で使ってみれば気持ちを掴み、楽しく会話ができる言葉になるでしょう。