この記事では、「かわいい」と「美しい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「かわいい」とは?
「かわいい」は「可愛い」と書き、意味は数多くありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「大切にした、守ってあげたいと思うこと」という意味で、自分より弱い立場のものを大事にしたいと思う気持ちを言います。
2つ目は「無邪気であどけなく心を引かれること」という意味で、幼くて純粋なものをいとしいと思う気持ちを言います。
3つ目は「物が小さくて心を引かれること」という意味で、小さくて手元に置いておきたい、いとしいと思う気持ちを言います。
4つ目は「規模が小さくて軽々しい」という意味で、ちっぽけで役に立たないというやや見下した表現です。
5つ目は「デザインが良い、素敵」という意味で、物をほめる時の若者言葉です。
上記に共通するのは「心引かれる」という意味です。
「かわいい」の使い方
「かわいい」は「大切にした、守ってあげたいと思うこと」「無邪気であどけなく心を引かれること」「物が小さくて心を引かれること」「規模が小さくて軽々しい」「デザインが良い、素敵」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、名詞として「かわいさ」と使われたりします。
基本的に、小さいものや弱いものに対して、愛らしい、守ってあげたいと、心を引かれる様子に使われる言葉です。
「美しい」とは?
「美しい」は「うつくしい」と読み、意味は数多くありますが、主なものは以下の通りです。
1つ目は「見た目が華やかでうるわしい」という意味で、姿かたちが綺麗で目立つ様子を言います。
2つ目は「きちんとして心地よい」という意味で、全体的な雰囲気がまとまっていて感じが良い様子を言います。
3つ目は「清らかで純粋な様子」という意味で、不純なものが混ざっていない様子を言います。
4つ目は「立派な様子」という意味で、見事でほめる気持ちを言います。
上記に共通するのは「きれいで華やか」という意味です。
「美しい」の使い方
「美しい」は「見た目が華やかでうるわしい」「きちんとして心地よい」「清らかで純粋な様子」「立派な様子」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、名詞として「美しさ」と使われたりします。
基本的に、見た目や印象がきれい・華やかで、うっとりする様子に使われる言葉です。
「かわいい」と「美しい」の違い
「かわいい」は「小さいものや弱いものに対して、愛らしい、守ってあげたいと心を引かれる様子」という意味です。
「美しい」は「見た目や印象がきれい・華やかで、うっとりする様子」という意味です。
「かわいい」の例文
・『かわいいアイテムばかりで欲しくなった』
・『いくつになっても自分の子供はかわいい』
・『お店にかわいい女の子がたくさんいた』
・『それで満足するなんてまだまだかわいいね』
「美しい」の例文
・『美しい女性から声をかけられた』
・『この街並みは非常に美しい』
・『美しい音色の音楽を聴いた』
・『彼らは美しい友情で結ばれている』
まとめ
今回は「かわいい」と「美しい」について紹介しました。
「かわいい」は「愛らしくて心引かれる」、「美しい」は「見た目がきれい」と覚えておきましょう。