この記事では、「普及」と「流布」の違いを分かりやすく説明していきます。
「普及」とは?
「普及」は、流行するものが何もしなくとも勝手に流行することです。
そして、「普及」という言葉は流行にある物が物品であってもよく、物品以外であれば物事の考え方のような哲学が広く知れ渡ることも「普及」と呼びます。
また、「普及」は知れ渡ることを重視するため、すでに流行を終えていても周りがそれを知っているか所有していれば「普及」です。
「流布」とは?
「流布」は、物品という個体の物ではなく、評判や考え方などの他哲学のような学術が広くに分布して知れ渡ることです。
「流布」は、固体という物を含まないが故衣服の流行がどのように流れているかを示す言葉ではありません。
しかし、民主主義の考え方が世間に根付いて民主主義の考えが広がりを見せていることなどは思想が広がりを見せているということに当たるため、「流布」です。
「普及」と「流布」の違い
「普及」と「流布」の違いは、流行するものが異なり、「普及」は、固体という物品が流行することを含み哲学などの学術的な物が流行することも「普及」です。
ですが、「流布」は固体という物以外が流行する場合に使用します。
「普及」の例文
・『リチウムバッテリーが普及する』
この例は、リチウムバッテリーが広くに知れ渡り流行にあるという例です。
なお、「普及」はすでに流行を終えていても周りがそれを持っているか知っていればよいのでこのケースは周りが知っているか、持っているのどちらも該当します。
「流布」の例文
・『海外で日本のコミックを購入する現象が流布している』
このケースは、日本のコミックが海外でも購入されているという現象が流行にあるという例です。
この場合、コミックを購入するという現象が流行にあるとしているため、コミック自体が流行っているのではなく、コミックを購入するという考え方が海外で流行しているため、「普及」ではなく、「流布」となるのです。
まとめ
「普及」と「流布」の違いは、流行や知れ渡っている者が固体であるか、学術やものの考え方などの固体ではない物であるかです。
その上で、「流言」という言葉もありまして、これはわざとそのようになるよう仕向けることを意味し、行ってしまえば、流行であれば流行を作るように周りに噂をしてそのように仕向けるという行為です。
この行為は、利点においては、自らが流行を作り出し、「普及」や「流布」のいずれかを担うことにあるのですが、問題としては、「流言」は自らがブームを起こそうとしていることがバレた場合途端に信用を失いすべての目論見が無かったことになる点にあります。
その為、「普及」や「流布」のように自然に周囲がそのように考え方が変わることの方が第3者が意図的に介入して物事を変えるよりも長きに至りブームになりやすいのです。
逆を返せば、第3者が作り出したブームは嘘であるが故、それが見抜かれるとゲームであれば面白くないという事実が先に出てしまい、嘘のブームであるとなるが故、「流言」はあくまで一時的にそのように仕向けるだけを意味します。