先生から課題を出されたとき、何を提出すべきか悩むことがあります。
この記事では、「レポート」と「論文」の違いを分かりやすく説明していきます。
何を書けばいいのか迷ったときの、ヒントにしてみてください。
「レポート」とは?
レポートとは、見やすく整えられた文書のこと。
先生が取り上げたテーマを深堀りして、論理的にわかりやすく説明した文章です。
主に大学の宿題のひとつとして出されます。
レポートでは先生から「このテーマについて、原稿用紙4枚以内にまとめてください」と問いかけられることが多いので、その指示に従っていきます。
先生によっては使用するフォント、原稿用紙の右寄せや左寄せを細かく指定してくることもあるので、決して自己流で書き始めないこと。
課題にしっかり目をとおしてから、作業を始めていきます。
レポートでは授業の内容を理解しているのか、問われていることが多いです。
そのため新しい資料をやみくもに調べるのではなく、今まで習ったことをひとつひとつ思い出し書き正していきます。
昔のノートを活用しながら、分かりやすくまとめていきましょう。
「論文」とは?
論文とは、自分の考えを主張する文章のこと。
テーマを見つけて、周囲に意見をつたえる文章のことです。
論文を書くときには、まず核となるテーマを決めます。
思い浮かばないときには、小さな疑問を紙に書きだしていき、書けそうなものをまずは見つけていきます。
「疑問」があり「答えを見つける」これが論文の基本の形になってくるからです。
シンプルな論文は序論(はじめに)・本論・結論(まとめ)の三部構成で書いていきます。
はじめにでは、なぜこのテーマを取り上げるのか、そもそものきっかけを。
本論では自分の主張や調べた内容を。
まとめで最終的な見解をまとめていきます。
論文がうまく書けるようになると、自分の意見をあらゆる場で主張できるようになれます。
「うまく書こう」と思うと緊張のあまり書けなくなってしまうので、まずはとにかく書いてみること。
論理的に説明する力は、後からついてきます。
「レポート」と「論文」の違い
どちらも学校の課題ですが、すみわけが難しいものです。
「レポート」と「論文」の違いを、分かりやすく解説します。
・復習と予習の違い
どちらも成績につながる、大切な宿題のひとつです。
区分けに迷うのですが、レポートが過去の学習のおさらいなら、論文は未来を見つめる学習になります。
いわば授業の復習がレポート、さらに発展させたものが論文です。
またレポートは長くて原稿用紙5枚程度が多いですが、論文は50枚や100枚などの長編におよぶものもあります。
まとめ
「レポート」と「論文」の違いを分かりやすくお伝えしました。
レポートは先生からお題を与えられ、それについて学習しまとめた文書のこと。
対して論文はこれまでの学習を踏まえた上で、新たな主張をおこなう文書です。
短いものがレポートで、長いものが論文です。