「ユーモア」と「ユニーク」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ユーモア」と「ユニーク」の違い違い

この記事では、「ユーモア」「ユニーク」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ユーモア」とは?

おかしさという意味があります。

おかしいには、普通とは違うという意味がありますが、この場合は普通とは違うという意味ではなく、おもしろみ、思わず笑いたくなるといった意味になります。

この言葉が指すものは、上品なおかしさです。

変わったことを言っておかしい、下品なことを言っておかしいということではありません。

その場の雰囲気にあった気転の利いた言葉を指しています。

ある人は普段は豚肉を食べないそうです。

しかし、友達と一緒の時には食べます。

なぜなら、友達と一緒に食べるものは、どのようなものでも心の栄養になるからです。

豚肉は食べないと言っておきながら、友達と一緒の時には食べるとは、一種の「ユーモア」といえるでしょう。


「ユーモア」の使い方

品がよいおかしさを指して使用する言葉です。

変わったことを言っておかしい、普通とは違ったことをしておかしいといったことには使用しません。


「ユニーク」とは?

独特なさまという意味があります。

他に似たようなものがないといった意味合いになります。

萩市に高級食パン店があります。

この店の名前は「これは確かだ」です。

「これは確かだ」といわれても、パン店の名前だとはすぐにわからないでしょう。

こういった名前は、一般的にはつけられません。

そのため、この名の店は他にないと考えられます。

この店の名は独特だといえるでしょう。

こういった独特さを「ユニーク」といいます。

「ユニーク」の使い方

独特なさまという意味で使用をします。

他に似たようなものがないと思われる場合にいいます。

さまざまなものに独特さがあるので、さまざまな事柄にこの言葉を使用することができます。

たとえば、衣服や靴などについてだと、デザインの独特さを指してこの言葉が使用されることが多いです。

人のようす、食べもの、取り組みなど、その他にもさまざまな事柄に使用されています。

「ユーモア」と「ユニーク」の違い

どちらの言葉にも「ユ」「-」が使われていて、何となく似たような意味を持っているように感じますが、それぞれの言葉が意味するものは異なります。

前者の言葉が意味するものは、おかしさです。

上品なおもしろさを指しています。

後者の言葉が意味するものは、独特なさまです。

他に似たようなものがないさまを指しています。

「ユーモア」の例文

・『ユーモアのセンスがある』

・『ユーモアあふれる会話』

・『ユーモアな発言』

・『ユーモアを交えた対談となった』

「ユニーク」の例文

・『ユニークなデザイン』

・『ユニークなシステムのゲーム』

・『ユニークなダンス』

・『ユニークな内容の作品』

まとめ

似たよな意味を持っていそうな2つの言葉ですが、それぞれの言葉も意味は異なります。

一方はおかしさ、もう一方は独特さを意味している言葉です。

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