この記事では、「のろけ話」と「自慢話」の違いを分かりやすく説明していきます。
「のろけ話」とは?
「のろけ話」とは、のろける話と言い換えることができ、この「のろける」には、夫や妻、恋人などとの仲について人前で得意げに話す、色情におぼれる、女性に魅かれて甘くなる、といった意味があります。
そのような意味を持つ言葉に「話」がつく「のろけ話」には、恋愛に対し得意げに話す、自慢する、といった意味があります。
「のろけ話」をする人の心情としては、幸せアピールがしたい、恋人のことが好きでたまらない、といったほか、反対に恋人とうまくいっていないことを悟られないために「のろけ話」をする人もいます。
「のろけ話」の使い方
「のろけ話」の場合、周りからあまり好まれない傾向があります。
そのため、「のろけ話にうんざりする」などといった表現方法で用いられています。
「自慢話」とは?
「自慢話」とは、自慢する話と言い換えることができます。
この「自慢」には、自分と関係ある人のことを自分自身で周りの人に誇る、自分でその人のことを褒める、という意味があります。
そのような意味を持つ言葉に「話」がつく「自慢話」には、自分の身内のことを自慢げに話す、褒める、といった意味があります。
「自慢話」をする人の心情としては、マウントを取りたい、褒められたい、といったほか、自分に興味を持ってほしい、現状に満たされていない、などといった心情も隠れています。
「自慢話」の使い方
「自慢話」の場合、周りからあまり好まれない傾向があります。
そのため、「自慢話は聞き飽きた」などといった表現方法で用いられています。
「のろけ話」と「自慢話」の違い
「のろけ話」も「自慢話」のひとつです。
ただし、「のろけ話」恋人や夫婦といった関係性にのみ用いられる言葉で、「自慢話」は自分に関係ある人なら誰に対しても用いられる言葉といった違いがあります。
その点が大きな違いです。
「のろけ話」の例文
・『彼女は、いつも、彼氏ののろけ話ばかりしているため、少しグループ内で浮いた存在になりつつあります。』
・『彼氏のことが好きすぎで、ついつい、のろけ話になってしまいます。』
・『妻のことが好きで仕方のない私は、飲むとのろけ話してしまっているようです。』
・『周りがのろけ話ばかりするので、私も負けてはいけないと彼とののろけ話で対抗しています。』
「自慢話」の例文
・『ご近所さんは、立ち話になるといつも、息子さんの自慢話ばかりだ。』
・『我が家には、自慢話することができるほどの子供はいません。』
・『ママとの中に旦那さんの学歴や年収といった自慢話をしてくる人がいます。』
・『自慢話ばかりの人とは、話をしていてもつまらない。』
まとめ
以上が「のろけ話」と「自慢話」の違いです。
彼氏や彼女、夫や妻の「自慢話」は「のろけ話」。
それ以外は「自慢話」といったように、 誰のことを自慢するのかによって使い分ける言葉となります。