「ガンキャノン」と「ガンキャノン重装型」の違いとは?分かりやすく解釈

「ガンキャノン」と「ガンキャノン重装型」の違いとは?違い

この記事では、「ガンキャノン」「ガンキャノン重装型」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ガンキャノン」とは?

機動戦士ガンダムに登場した地球連邦軍のモビルスーツで、型式番号はRX-77-2、肩に備えた二門のキャノン砲が特徴です。

ガンダムよりも装甲が厚くシールドを必要としない機体ですが、ビームサーベルが装備されておらず、代替の格闘兵器もないため接近戦はあまり前提とはしていません。

ガンダム、ガンタンクと共通のコアファイターによる操縦システムを持っており非常時の脱出も可能となっています。

武装はビームライフル、肩の二門のキャノン砲、頭部の二門のバルカン砲、腰のハンドグレネードとなっています。


「ガンキャノン重装型」とは?

ガンダムシリーズのモビルスーツバリエーション・MSVの機体で型式番号はRX-77-3、ガンキャノンと比べると主に装甲が強化された機体となっています。

映像作品では機動戦士Zガンダムにわずかなシーンで登場していますがパイロットなどは不明です。

なお、MSVにはガンキャノンIIという機体も存在していますが、ガンキャノン重装型との外見上の共通点は腕周り程度と少なくなっています。

ガンキャノン重装型のコアファイターシステムに関してはガンキャノンと外観が同じなためおそらく装備されています。

武装はビームライフル、肩の二門のキャノン砲、または一門のビームキャノンとセンサーシステム、頭部の二門のバルカン砲、腰のハンドグレネードとなっています。


「ガンキャノン」と「ガンキャノン重装型」の外見の違い

ガンキャノンは白い頭部と赤系のボディ、肩と足がグレー系の色分けとなっているのに対し、ボディや脚などがブルー系、頭部がブルーと白のツートンになっているのがガンキャノン重装型で、Zガンダムに登場した機体はかなり暗めのグレー、胸部ダクトは赤系、頭部や太ももは青みがかかったグレーとなっています。

デザインの違いとしては肩アーマーに追加装甲が付いているのがガンキャノン重装型のわかりやすい特徴で、脚自体も膝部分にスラスターが重装型には付いています。

また、バックパックの形状がより複雑なのが重装型で、ガンキャノン、重装型ともに円筒形のキャノン砲ですが、後部に四角いパーツがある点も重装型の見分けられる部分です。

重装型のビームキャノンはガンキャノンIIのビームキャノンとほぼ同じ形となっています。

「ガンキャノン」と「ガンキャノン重装型」の性能の違い

火力自体は極端な差がないのがガンキャノンとガンキャノン重装型ですが、ビームキャノンを装備することができるのがガンキャノン重装型の強みです。

装甲や推進機はガンキャノン重装型のほうが強化されています。

まとめ

ガンキャノンは立体化にも恵まれた機体でマスターグレードのプラモデルも登場していますがガンキャノン重装型はロボット魂で商品化されたのみでマイナーな機体の部類に入っています。

ガンキャノンシリーズ自体がZガンダム以降いくつかバリエーションはあるものの、レギュラーとしては途絶えがちになっているとも言えるでしょう。

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