この記事では、「荒らし」の意味を分かりやすく説明していきます。
「荒らし」とは?意味
一つ目の意味としては、場を乱す、窃盗・妨害行為、その場をぐちゃぐちゃにする人、その行為という意味があります。
そこから派生してインターネット用語においての「荒らし」は次のような意味があります。
チャットや電子掲示板、ブログなど様々なSNSで不特定多数の人間が集まるコミュニティ上があります。
そのようなコミュニティで悪意を持ってその場にいる人の気持ちが乱れるようなメッセージを投稿し続ける行為を「荒らし」と言います。
そのメッセージを送ることによって、そのコミュニティが本来の目的とは全く違う内容でコメントが埋まってしまうこともあります。
さらに悪質なケースであると、その場のコメントや人に対しても、不合理な意見をするなどして攻撃するようなものもあります。
大抵の場合は、論点がずれていたり、他人が不快になるようなメッセージをした場合はコミュニティ内の誰かが注意しますが、さらに継続的に行っている場合を「荒らし」と言います。
「荒らし」の概要
インターネット上の「荒らし」は多くの場合は、コミュニティの秩序や順列が壊れて機能しなくなることが目的でなされます。
心理学的な見解では、日常にストレスを溜めていて、相手の状況や気持ちをよく考えたり思いめぐらしたりができない人に多いです。
また愉快犯的な人が「荒らし」に反応する投稿などから、人が不快になっている様子を見て自身の憂さ晴らしをするケースもあります。
「荒らし」に対する対策は、主に反応せずに無視をすることが効果的です。
荒らしに反応してしまう人も「荒らし」と言われてしまうほど、沈静化には放置することが大切です。
「荒らし」の言葉の使い方や使われ方
私は車上荒らしに遭ってしまった。
掲示板の荒らしは放っておくのが一番だ。
車上荒らしは自動車内の金品を盗んだり、車のパーツ自体を盗むことです。
インターネット用語ではない「荒らし」は何かの言葉の後に続けをて名詞として使うことが多いです。
インターネット用語では単独で「荒らし」と使います。
掲示板の「荒らし」は意味のない文字や連投を繰り返してその掲示板を使えなくするというパターンもあります。
また執拗に掲示板管理者に絡むケースも見られます。
「荒らし」の類語や言いかえ
インターネット用語の「荒らし」の類義語として「トロール」という言葉があります。
もともとは“悪い妖精”という言葉ですが、インターネット用語で“荒らしを行う人”を指す言葉です。
まとめ
「荒らし」という行為は昔も今も迷惑であることは変わっていません。
ネガティブな使われ方をしています。
またインターネット上での「荒らし」は行為の犯罪化や本人の特定がしづらい傾向があります。
しかし、迷惑行為であることに間違いはないので、本人を特定する技術が向上し荒らしが減っていくことを願います。