この記事では、おっしゃるストリートの意味を分かりやすく説明していきます。
おっしゃるストリートとは?意味
おっしゃるストリートとは、相手に賛同するときに使う若者言葉です。
おっしゃる通りの「通り」を“street”(ストリート)と若い人が友達と会話しているときに「そうだね」と同意するときに使います。
普通なら、相手が話したことに「そう思う」と同様の意見を持ったとき「おっしゃる通り」と伝えますが、若者言葉に変化させたものが「おっしゃるストリート」となり、相手の気持ちを惹きつけます。
おっしゃるストリートの概要
女子中学生や高校生に受け入れられている言葉のおっしゃるストリートは、「そうですね」「そう思います」と同意する気持ちを若者風にお洒落に変化させたものです。
丁寧語の「おっしゃる」は「仰る」と漢字で書き、目上の方に対して同意する気持ちを丁寧に伝えます。
相手の行動や言動に敬意を込めて、自分はその話に異論はなく、反対する気持ちもないことを強調して伝える言葉です。
そのような気持ちを込めた言葉に語呂のいいストリートを合わせたこの言葉が若者に受けて、多くの人が使うようになりました。
おっしゃるストリートの言葉の使い方や使われ方
人の意見に強く同意するとき「おっしゃるストリート」と伝えて、相手に自分が強く共感するときに使います。
友達の間でよく使われている言葉でもあり、「この服、どう思う」と聞かれたとき「いいと思う」という気持ちを伝えたいときは「その服、おっしゃるストリート」と言います。
また、学校の尊敬する先輩とLINEしているときに「俺って格好いいでしょ」と聞かれたとき、さほど格好よくなくても社交辞令とおせいじを込めて「おっしゃるストリート」と使われる言葉です。
尊敬している、好きだと思う人など、自分がやり取りをしていて好意を持つ相手に対して使えば、お互いに距離も縮まり、素敵な関係を築けるわけです。
学校の先輩や教師、親など仲良しの人であればいい雰囲気にできる言葉ですので、楽しそうに笑顔を見せながら「おっしゃるストリート」と相手に突っ込みを入れる感じるように言う人もいます。
また、少し気取って英語で言いたいときは「Oh,shall street」と言う場合もあります。
おっしゃるストリートを使った例文
・おっ、おっしゃるストリートですよ。
・もうそのご意見、まさにおっしゃるストリートでございます。
・はいはい、おっしゃるストリートです。
少し動揺したときにも使えば、相手にその気持ちを伝えながら同意している気持ちを伝えられます。
また、もう文句がないほど相手の言うことに賛同している気持ちを丁寧に伝えたいときは、語尾に「ございます」と付けるといいでしょう。
しかし、相手がしつこいと感じるほど鬱陶しいなと感じたときは「はいはい」と面倒くさそうに答えることもできます。
LINEには個性的なスタンプが販売していますが、ピンク色の熊と犬を足したような動物が笑っている姿、深く考えている様子、背中を向けるポーズなど「おっしゃるストリート」と言う様々な種類が120円で購入できます。
まとめ
「それな」と人に「そうそう、そうだよ」と言うノリで女子高生が使いまくっている「おっしゃるストリート」と言うときは、手もみしてゴマするような仕草を見せながら言ってみれば相手を気持ち良くさせる言葉です。
「わかる、わかるー超おしゃストー」や「あらやだ、おっしゃるストリート」と自分なりにアレンジして、相手に伝えればさらに同意していることを強調できる言葉になります。