この記事では、ソクバッキーの意味を分かりやすく説明していきます。
ソクバッキーとは?意味
ソクバッキーとは、好きな者を束縛してしまう人を指す言葉です。
2000年代に流行ったこの若者言葉は、束縛を「ソクバク」とカタカナで訳し、英語の“-ee”(イー)と接尾辞を付けてソクバッキーと言い方をします。
相手が浮気しないようにするためにも、束縛する人や、大好きな人の気持ちをいつまでも捉えておきたいと思うときに使う言葉です。
主に恋人の間で使われており、愛情があるからこそ相手を自分だけのものにしたいという気持ちが強まるその気持ちを言い表せます。
ソクバッキーの概要
愛する恋人が逃げないように束縛して、自分の元へと気持ちを留めておきたいと思うときに使う「ソクバッキー」。
恋人は愛する相手であるため、自分だけのものにしたいと思うあまり、激しく束縛してしまうわけです。
この言葉を使用しているのは中学生や高校生などの学生で、男子よりも恋人を束縛したい気持ちが強い女子が使うことが多く、彼氏を束縛したい気持ちを表します。
最近は嫉妬深い男子が彼女を束縛したいと思うときや、反対に束縛したいと思うときにソクバッキーと使い、自分もこれだけ深い愛情があるという気持ちをLINEやメールで文章にして伝えています。
そして、異性への強い愛情表現として使うことで自分が持つ可愛いわがままで気を惹き、恋人との愛情を深めるわけです。
ソクバッキーの言葉の使い方や使われ方
主に、愛する人を精神的に束縛できる言葉を投げかけて、相手の気を引こうとするときに使います。
気を引こうとするあまり、束縛が激しくなってしまうところが「糞」のように感じる彼氏は「そんなクソバッキーな彼女でウザい」と鬱陶しい気持ちを込めて突き放そうとします。
しかし、愛する彼女が嫉妬して束縛するその行為がかわいいと思った彼氏は「かわいいソクバッキーだ」と感じ、二人の間が前よりも深い愛情で結ばれたと自分たちの関係を楽しむときに使えるのです。
反対に、相手の束縛が酷すぎてうるさいと思うときは「彼女がソクバッキーで別れたい」と本気で嫌いになりそうなその気持ちを表せる言葉にもなります。
恋愛するカップルの間でこの言葉は使われていますが、愛情ある夫婦間でも使える言葉です。
「妻にソクバッキーされて困る」と少し困惑する気持ちを表せますし、「夫がソクバッキーばかりして疲れる」と残念な気持ちを表すときにも使われています。
ソクバッキーを使った例文
・俺の彼女、ソクバッキーでさ、必ずLINEしないとうるさいんだ。
・私の彼氏ってソクバッキーの王様。男友達と食事するのもだめだって。がっかり。
・夫がソクバッキーなの。ちょっとうるさいって感じるけど愛されてると思うわ。
激しい束縛する彼女は必ず1日1回はLINEで連絡しないと浮気を疑う人もいます。
うっかり忘れて連絡しなかったときは恋人を怒らせてしまうと厄介な相手もいるものです。
また、彼氏が束縛しすぎるタイプを王様と呼び、自分が下部になったかのような気持ちになってしまう人もいます。
それでも自分を束縛するのは強い愛情があるからだと感じて、嬉しい気持ちになる人もいるでしょう。
まとめ
愛する人のことが好きなので束縛してしまう気持ちは嬉しいものですが、度を超えてしまうと相手へストレスをかけてしまいます。
好きならばもう少し相手を信じてあげるようにすれば、ひどくソクバッキーすることもなくなるでしょう。
「○○君のことが大好きなのでソクバッキーしちゃう」と自分なりにかわいく工夫して恋人に伝えてみれば、心を掴める言葉に変わります。