この記事では、「ちな」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ちな」とは?意味
「ちな」は、ネットの掲示板で生まれた言葉で、ちなみにという言葉を省略した言葉です。
というのも、ネットの掲示板への書き込みは、書き込みに対する文章の反応速度の向上のため、省略文字という物を使用し、「ちな」に限らず、「おはよう」を意味する「おは」などがあり書き込みに関する反応速度の向上が図られています。
何故、そこまで反応速度に対して敏感であるかはタイピングが遅いとネットの掲示板ではどんどんと書き込み番号が後ろ後ろへと移行するため、だんだんと話題にズレが生じるため、書き込み速度を気にする必要性があるのです。
「ちな」の概要
「ちな」に限らず、ネット上では書き込みの速度を重要視するあまりに省略文字を多用することは多いです。
例えば、「あけおめ」もあけましておめでとうございますという長ったらしいフレーズを省略することで書き込みにおいては反応速度を向上させる一役をかっています。
また、ネットの掲示板には文字数制限という物もありまして、あまりに長文を記載した場合、文字数の制限に引っかかるケースがあるのです。
なお、5ちゃんねるなどは、板ごとに文字数が制限されていますので、1024文字書き込めるものもあれば、もっと文字数が多かったり少なかったりします。
「ちな」の言葉の使い方や使われ方
「ちな」は文字数制限がある掲示板や文字を省略して「ちなみに何々であると述べる場合、使用します。
「ちな」を使った例文
・『誰か、このゲームソフトの制作会社知らない?ちな、PS4のゲームだけど。』
この例は、ゲームソフトの制作会社を誰か知らないかどうかを聞いたうえでそのゲームはちなみにPS4のソフトだと言っています。
「ちな」は、ちなみにどうであるかを述べる際に使用するため、このケースでは、ゲームソフトがPS4向けであることを言っているのです。
このPS4だけどという部分がヒントになり、回答者がいる場合、ゲームの制作会社を答えてもらえるのです。
まとめ
「ちな」という言葉は、ネット上から生れた言葉で、なぜ生まれたかは、掲示板に記載する際、省略したほうが早く自分の書き込みを記載できるためです。
つまりは、ネット掲示板はどこか、早い者勝ちという部分があり、もたついているとどんどんと話題からズレれていくことも考えられるが故、速度を重視して書き込みを行う必要性があります。
その為、「ちな」だけではなくほかにも省略とみることができる言葉を使用してネット掲示板に記載する文章を短くしたうえで対象となる人物たちに理解してもらえるかが重要となるのです。
また、なんでも省略をすればよいというわけではなく、相手に理解されることを前提に省略をせねばならないため、自分だけがその言葉の意味が分かるというのでは、まったく言葉が成立しないのです。
ですので、「ちな」は若い世代の間では理解される言葉であるが、ネットに書き込む人物の年齢層が上がると理解されないという例もあります。