「根も葉もない噂」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「根も葉もない噂」とは?意味と使い方

この記事では、「根も葉もない噂」の意味を分かりやすく説明していきます。

「根も葉もない噂」とは?意味

「根も葉もない噂」とは、根拠がなく事実ではない、全くの出まかせや作り話の噂について表している言葉です。


「根も葉もない噂」の概要

「根も葉もない噂」とは、「ねもはもないうわさ」と読みます。

「根も葉もない」「根も葉」とは、その言葉通り植物を例えとした言葉です。

植物は土に根っこを作り、そして芽が出て成長し、葉が生えてようやく花が咲きますが、根っこや葉っぱがない植物がいきなり花を咲かせる事はありません。

これを比喩として、根拠がない事や事実ではないという事に対して「根も葉もない」という言葉が使われます。

「噂」とは、その内容が事実であるかどうかは関係なく、世間一般に言い交される話の事を指し、いわゆる風説、デマ、ゴシップを指します。

「噂」事体には、その内容が事実であるかどうかは関係ありませんが、「根も葉もない噂」となると、根拠がなく、事実とはかけはなれた噂であるという意味を持つ言葉となります。

「根も葉もない噂」が広がってしまう事で、その事柄について事実であるように語られることで、誹謗中傷の被害に発展してしまう場合があります。

これは、インターネットが普及し、様々な情報が簡単に得られる時代になった現代の負の部分を象徴しており社会問題となっています。


「根も葉もない噂」の言葉の使い方や使われ方

「根も葉もない噂」は様々な場面で広まる可能性があります。

時に週刊誌などで語られるデマやゴシップと言った類の噂話は、根本的に事実ではない事や、全くの作り話であるにもかかわらず、事実として間違って広まってしまう事で、歪曲した噂やデマが積み重なって「根も葉もない噂」として悪化していきます。

これが元となって「根も葉もない噂」をされてしまった人が、誹謗中傷に長い間悩んだり、殺害予告などの実害を受ける例が後を絶ちません。

このように「根も葉もない噂」は、噂を立てられた側にとってはマイナスにしかならず、それを強く否定するために「根も葉もない噂だ」と公言する際に使用されます。

「根も葉もない噂」を使った例文

・『彼が浮気をしているという話は、完全に根も葉もない噂である』
・『根も葉もない噂が広まり彼女は心に傷を負った』
・『私は過去の根も葉もない噂のせいで今でも中傷を受けている』

まとめ

「根も葉もない噂」とは、事実とは遠くかけ離れている噂や、全くのでまかせである噂について指す場合に使われる言葉です。

「根も葉もない噂」が事実として広まってしまうと、それが元になり言われない中傷やさらなる憶測や噂を生んでしまう恐れがあります。

事実とはかけ離れた嘘やでまかせを広める事は、場合によっては法律で罰せられる場合もありますので十分注意する必要があります。

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