この記事では、「定評がある」の意味を分かりやすく説明していきます。
「定評がある」とは?意味
広く世間に認められていて、動くことのない評判・評価があることです。
「定評」には、世の中で広く認められている、動くことがない評判・評価という意味があります。
「ある」とは、存在する、物事がはっきりと認められていることです。
こういったことから「定評がある」とは、世の中で広く認められている、動くことがない評判・評価があるという意になります。
「定評がある」の概要
評判・評価は変わってしまいやすいものです。
しかし、中には動くことがない評判・評価がされている物事もあります。
その物事を指す言葉です。
ある料理研究家のことで説明します。
この料理研究家は簡単に作れるレシピを紹介しています。
簡単に作れるものというと、手抜き、おいしくないといったイメージを持っている人もいることでしょう。
高級レストランで出される料理は手間暇がかかっており、その分おいしいイメージがあります。
そういったイメージがあるため、手間暇かからない簡単なものは、手抜き、おいしくないというイメージが持ちやすいことでしょう。
しかし、この料理研究家が紹介するレシピは、簡単でありながらも本格的な味です。
決して、おいしくないといったものではないのです。
こういった料理を数々紹介することで、この料理研究家が紹介するレシピは、「簡単でありながら本格的な料理」という評判がつきました。
長年、こういったことをおこなってきたため、この評判はゆるぎないものとなっています。
これを「簡単でありながら本格的な料理と定評がある」と表現します。
今度はスポーツインストラクターのことで考えてみます。
この人はジムでトレーニングを教えています。
初心者でもわかりやすい指導方法です。
そして、その人の年齢、目的、体格などにあった方法で指導をしています。
細かいところまで指導してくれるため、指導を受けた人は目的を達成することができています。
この人は「きめ細かい指導をする」と評価されています。
ずっとこの方法で指導してきており、評価は変わることがありません。
このことを「きめ細かい指導で定評がある」と表現できます。
「定評がある」の言葉の使い方や使われ方
多くの人に認められている評判・評価があり、それが動かないものである場合に使用をします。
評判・評価がよいものである場合をいいます。
悪いことには使用しません。
また、一時的な評判・評価にも使用しません。
「定評がある」の類語や言いかえ
「ゆるぎない評判」が似たような意味の言葉です。
「ゆるぎない」には、しっかりしていて動かないという意味があります。
「ゆるぎない評判」は、しっかりしていて動かない評判という意味です。
まとめ
世間の評判・評価は変わってしまいやすいものです。
しかし、ゆるぎない評判・評価を得ているものもあります。
そのことを指す言葉です。