「胸熱」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「胸熱」とは?新語・ネット用語

この記事では、「胸熱」の意味を分かりやすく説明していきます。

「胸熱」とは?意味

「胸熱」は、胸が熱くなるという感動したという言葉を縮めた言葉です。

人は、感情が高ぶることで興奮したり、楽しいと感じたり、時には悲しいという感情を心臓で感じるとされており、心が温かくなることを「胸熱」と呼びます。

ただ、実際に感情をつかさどるのは、脳なので、あくまで心臓あたりが感情をつかさどると言われているのは、鼓動を心臓が調整することで感情をつかさどると言われているが故です。


「胸熱」の概要

「胸熱」は、元々は2ちゃんねるで登場した言葉でボーカロイドという物が2ちゃんねるで注目され、ボーカロイドに勘当を覚えたユーザーが胸が熱くなると言ったことから派生した言葉になります。

この言葉は感情が高ぶる言葉ですが、反対の言葉はないのかと言われますが、反対の言葉も存在しており、萎えるという言葉でやる気や感情が薄れたという言葉が存在します。

なお、「胸が冷える」という言葉は、一応ありますが、これは病気によって胸が冷える冷え性のことを指すので、「胸熱」の対語は、「胸が冷える」ではなく萎えるです。


「胸熱」の言葉の使い方や使われ方

「胸熱」は、心があったかくなるような出来事が起きた場合、その出来事に触れたことを言うために使用します。

「胸熱」を使った例文

・『ピンチに仲間が助けに来るような胸熱的な展開を期待したが見事裏切られた』
この例は、漫画やアニメなどで見られるピンチになった際に第3者が助けに来るというようなお約束的な展開を期待したが裏切られたという例です。

「胸熱」は、感動や興奮するようなことであり、この例においてはそのような要素の真逆を言ったという例になります。

しかし、ピンチを主人公の力で乗り越えたのであれば、それはそれで面白いのでこのケースは、別に裏切られたことについては、あまり気にしている様子はないです。

・『ゲームにおいて胸熱なシーンは不要』
この例は、あくまでゲームを娯楽ととらえたうえで、心が感動するシーンや興奮するシーンは不要で即座にプレイヤーが操作できるゲームの作り方が望ましいという例です。

例えば、ムービーゲーと言われたゲームはまさに操作をすることよりもムービーを見て感動したり興奮をする物で、そうしたものは排除してプレイヤーが好き勝ってに行動できるゲームの方が良いというのがこの例になります。

まとめ

「胸熱」は、人間の感情においてプラスとなる物が多く、マイナス要素を含む感情ではありません。

例えば感動に興奮というのは前向きにとらえると、わくわくすることを意味し、マイナスの感情ではないです。

逆にマイナスの感情は、やる気を削がれるという意味になるため、萎えるという言葉が「胸熱」の対語になります。

「胸冷」「胸熱」の対語とできないかと考えた方は多いと思いますが、これは、「胸が冷える」という事態が病気であると結論付けられており、残念ながら、「胸冷え」「胸熱」と対語にはならないうえできないのです。