この記事では、「ヲチ板」【おちいた】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「ヲチ板」とは?
「ヲチ板」とは、2ちゃんねるにあるネットウォッチ@2ch掲示板のことです。
この板は、東芝クレーマー事件が発端であり、ネット事件全般を観察する板という意味を込めてネットウォッチ板として新しく設けられました。
その後、掲示板が無くなってしまったことで書き込めなくなりましたが、復活し、現在も活用される板になっています。
この「ヲチ板」はテキストサイトやニュースサイトに人気が集まったときはフラッグシップのような位置になり、知名度が高くなり、他の板にも大きな影響を与える板になった後、現在はネットゲーム系の板として個人晒しに使われています。
「ヲチ板」の概要
ネトゲ内部の個人が使っているのが「ヲチ板」であり、言動を自ら晒して使われています。
真面目にニュースや流行で楽しむ人は少なく、ほとんどが自分の私怨を書いたり、人やゲームの誹謗中傷、書き込みしている人を煽るような言葉ばかり書いてあるイタい板となっています。
他にも、人のブログいじってみたり、他サイトの突撃する者が多く、公式掲示板が炎上するなど攻撃的な書き込みが多い板です。
板の規約を守る人は少なく、過激な行動ばかり見せる群集をネット珍走団と呼んで人が恐れる板となっていますが、10年以上も愛される超古い参電波やサイトヲチスレはいまだ健全な内容ばかりであり、ネトゲヲチとは住み分けされています。
「ヲチ板」の言葉の使い方や使われ方
2ちゃんねるにある「ヲチ板」は、特定の芸能人や有名人、団体に目をつけて、言うことや行動に対して監視する人たちが書き込みする板でした。
たびたび問題発言する政治家の言葉をダイレクトリンクで貼って人に教えて議論するなど活動の幅は広いのも特徴的です。
掲示板や集団をウォッチングしてから文句を言ってみたり、汚い言葉で罵るなど陰湿な行為するために集まる人たちのその行動が見られるとき「ヲチ板だ」と言いますし、匿名なので何を書いてもいいと思う悪意ある人が使うネットウォッチ板を「ヲチ板」と言い表すこともあります。
元々は英語の「Watch」をウォッチと言って「観察すること」という意味で使われている言葉を「ヲチ板」にして、痛い活動している者同士が盛り上がるところとして使われているわけです。
「ヲチ板」を使った例文(使用例)
・『アメブロはヲチ板であり、いろいろな楽しみ方がある』
・『最近はYouTubeのヲチスレばかりのヲチ板は本当ではない話題も取り上げられている』
・『ヲチ板の書き込みを見る人はヲチャーと言う』
アメブロは掲示板の「ヲチ板」と一緒に楽しむことでブログを書くだけではなく、言い合うところでもあります。
最近は“YouTuber”(ユーチューバー)のスレばかりで、本当かどうか分からないと感じる書き込みが増えている実態があります。
酷い言葉を言い合う「ヲチ板」をさらに監視する人のことをヲチャーと言いますが、書き込みはせずに、ただスレを見ている人が当てはまります。
まとめ
2ちゃんねるのような掲示板に書き込みしている人たちのやり取りを見て楽しむのが「ヲチ板」の面白さですが、最近は悪意ある言葉や文章が増えている実態があります。
そんな「ヲチ板」を楽しむためにも、観察して、話題の話を書き込んでみれば、他の人と楽しくやり取りができるでしょう。