この記事では、「ジンクス」と「jinx」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジンクス」とは?
「ジンクス」は、日本が生み出した和製の英語のことで、良い意味でも悪い意味でもパターン化されるという意味です。
例えば、茶柱が立つ=良いことが起きるかもというパターン、黒いねこが横切る=悪いことが起きるというパタンを意味するのが日本での「ジンクス」という意味になります。
「jinx」とは?
「jinx」は、悪いことのみが起こるというパターンのみを示す言葉です。
この「jinx」という言葉は英語で悪いことのみパターン化されることを意味するため、日本で言う黒猫が横切る=不幸が起きるかもしれないという物だけを意味します。
「ジンクス」と「jinx」の違い
「ジンクス」と「jinx」の違いは、良いことが起きることと悪いことが起きることの意味を持つか、悪いことのみが起きることしか意味しないかです。
日本の「ジンクス」は良いことと悪いこと両方で、英語圏は、悪いことのみを意味します。
「ジンクス」の例文
・『黒猫が横切ると不幸が起きるというジンクス』
この例は、黒猫が横切ると不幸が起きるということがパターン化されていることを示します。
「ジンクス」は、いわゆるパターンのことで、良いパターンと悪いパターンが存在することです。
・『茶柱が立ったので良いことが起きそうなジンクス』
この例は、茶柱が立つということは、日本において幸運を意味するという例です。
なお、日本の「ジンクス」という言葉のみが良いことも悪いこともパターン化されて起きるという意味になります。
「jinx」の例文
・『お前といるとよくないことが起こるというjinxがある』
この例は、海外の「jinx」というパターンに関する考え方で、悪いことのみが起きるとしています。
「ジンクス」は和製の英語でよいこともありますが悪いこともあり、英語圏の「jinx」は悪いことのみしかパターンとして扱わないです。
・『jinxは悪魔という意味もある』
実は、英語で言われている「jinx」という言葉は、悪魔や不運を呼ぶ人そのものを指す言葉であるというのがこの例です。
まとめ
「ジンクス」と「jinx」の違いは日本の和製英語でよいことも悪いこともパターン化して現れることを指すか、悪いことのみパターン化して現れるとするかの違いです。
「ジンクス」は和製英語なのでよいことも悪いこともパターン化して起こりえるため茶柱が立つこと=良いこと、ねこが横切る=悪いことが起きるという具合に2極化ができます。
ですが、英語圏の「jinx」は悪いことが起きること一択であるため、茶柱が立つことは「jinx」には当てはまりません。
その為、良いことがパターン化されて起きることを意味することは、海外の「jinx」という言葉では表すことはできないのです。
ちなみに海外では縁起が良いことをluckyと呼びますので縁起が良いことを示す場合、ラッキーとしか言えません。