この記事では、「プロ彼女」【ぷろかのじょ】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「プロ彼女」とは?
芸能人と交際する女性を「プロ彼女」と呼び、尊敬の眼差しで見るときに使います。
芸能人の性格や好み、趣味を知り尽くし、どのような相手になれば愛されるのか自分なりに考えて付き合える女性であり、付き合うには非の打ち所がない完璧な彼女になれます。
彼のためなら長い髪の毛も切れますし、ダイエットして痩せられます。
目が大きな美人が好きならば整形し、胸が大きい女性が好みなら豊胸するなど、徹底した彼女ぶりを発揮するのもこの「プロ彼女」と呼ばれる由縁です。
「プロ彼女」の概要
「プロ彼女」という言葉はコラムニストである能町みね子が考えて、世の中に広めたスラング用語であり、芸能人を彼氏にするため話し方から仕草、表情、容姿まで好みの女性になるため努力を惜しみません。
一度目をつけた芸能人と絶対結婚して富と名誉も得るため念入りにテクニックを身につけて、愛される女になるわけです。
元々はロンドンブーツ1号2号の田村淳が交際する香那は知識があるプロではないかと思えるほど完璧な彼女であったことから、能町さんが「プロ彼女だ」とラジオ番組で言ったことがきっかけとなり、多くの人に知れ渡るようになりました。
「プロ彼女」の使い方や使われ方
芸能人や交際クラブなどの女性ではなく、あくまでも普通の一般女性で恋愛上手な人を「プロ彼女」と呼び、どこか訓練されたようなその振る舞いや容姿に尊敬と感極まる気持ちを表します。
このプロを意識させる彼女はスポーツ選手であったり、アイドル歌手、俳優などテレビ画面に出てくる芸能人を目当てに婚活し、結婚できるまでひたすら地道に頑張ります。
一部の女性は芸能人であった人もいますが、現在は芸能界から遠ざかっている人であり、容姿は端麗で、自己主張はしません。
男性を立て、一歩下がった振る舞いができるところはまさにメイドのように感じさせますが、奥ゆかしいところが芸能人の気持ちを掴み、名誉と財産までも掴むところが「プロ彼女」と言うのです。
「プロ彼女」を使った例文(使用例)
・『愛する芸能人のためならとことん尽くすのがプロ彼女だ』
・『彼の株を上げることに徹するのがプロ彼女である』
・『男の浮気は許せて、メールの返事がなくてもいいと思うのがプロ彼女になる秘訣だ』
芸能人と結婚したいと本気で思った女性は、愛する人のためなら時間をかけて尽くしていき、心をつかんで離さない彼女になるわけです。
そして、彼の株を上げて、売れるように陰から応援し、最後は富をも掴んで離しません。
そんな「プロ彼女」になるためには、浮気を許し、いかなるときもメールの返事は我慢できる人だと俳優の西島秀俊さんが求める理想像です。
まとめ
富を手に入れるためなら中身も容姿も彼好みになる「プロ彼女」は、芸能人だからこそ本気で愛し、結婚したいと強く思うわけです。
結婚できるならお金も時間も惜しまず、様々な努力して気持ちを惹きつけ、妻の座も掴んでは離しません。