「やっつけ仕事」の意味
「やっつけ仕事」とは、間に合わせの、手抜き、いい加減な仕事のことを言います。
「やっつけ仕事」の読み方
「やっつけ仕事」の読み方は、「やっつけしごと」になります。
「やっつけ仕事」の表現の使い方
「やっつけ仕事」の表現の使い方を紹介します。
「やっつけ仕事」の「やっつけ」とはやっつけるの名詞化です。
俗に、ぞんざいに片付けることを「やっつけ」と言うのです。
つまりそのように適当にした仕事ぶりのことを「やっつけ仕事」と言います。
このような意味合いですからいい意味はありません。
例えば他人の仕事ぶりに対して、適当であるという意味で「あの業者はやっつけ仕事という評判だから、他にした方がいいのではないか」「こんな、やっつけ仕事じゃ、何もしない方がましだ」などと言います。
また自分のことに使う場合もあり、適当にしたことを「時間がないから、今日の夕ご飯はやっつけ仕事よ(手抜き料理のこと)」「とりあえず、直しておいたが、やっつけ仕事だから今度の日曜日にもう一度作り直すよ」などと使います。
「やっつけ仕事」を使った例文と意味を解釈
「やっつけ仕事」を使った例文とその意味を解釈していきます。
「やっつけ仕事」を使った例文1
「やっつけ仕事でもいいから、とにかく今日中に何とかしてくれ」
「やっつけ仕事」とは質の悪い、適当な仕上がりの仕事のことを言います。
しかし時間がなく何がなんでも形として出さねばならないという時には、出来上がりの状態は問わないからと、例文のような状況になることもあります。
「やっつけ仕事」を使った例文2
「彼はやっつけ仕事だと言うが、もともとの腕がいいから、何の問題もない」
「やっつけ仕事」とは間に合わせの適当な仕事という意味ですが、もともと腕のいい人であれば、手抜きであってもそこそこのレベルにはなるということを例文は言い表しているのです。
「やっつけ仕事」の類語や類義語
「やっつけ仕事」の類語や類義語を紹介します。
「杜撰な仕事」【ずさんなしごと】
「杜撰な仕事」とは手抜きが多く、いい加減な仕事のことを言います。
「こんな杜撰な仕事をするとはありえない」などと使います。
「低レベルな仕事」【ていれべるなしごと】
「低レベルな仕事」とは価値が低い、水準に達していない仕事のことを言います。
「低レベルな仕事ぶりなのに、文句ばかり言うな」「こんな低レベルな仕事をするならば、時給アップはできません」という風に使います。