この記事では、「鴨」と「カルガモ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鴨」とは?
「鴨(かも)」とは、「カモ目カモ科に分類される鳥類の中で、似た外見の雁(かり)よりも体が小さく首が長くない鳥の総称」を意味しています。
「鴨」は日本全国の河川・湖などの水辺に生息していますが、世界的に野生種の生息地・生息数が減少していることが問題視され、ワシントン条約が適用されている「鴨」の種もいます。
「鴨」と呼ばれている鳥類の種類には、「マガモ・カルガモ・コガモ・オシドリ・オナガガモ・スズガモ」などがいます。
「カルガモ」とは?
「カルガモ」とは、「カモ目カモ科マガモ属に分類される鴨の一種で、マガモよりもやや体が小さい鳥」のことを意味しています。
「カルガモ」というのは、「全長約51. 5~64. 5センチの鴨の一種であり、クチバシの先端部分が黄色くて頭に縦縞の模様がある鳥」のことなのです。
「カルガモ」は、「渡り鳥」ではなく本州以南に周年生息している「留鳥」になります。
「カルガモ」は植物食の鳥ですが、タニシなどの餌も好んで食べることで、マガモよりも肉に臭みがでてしまうことがあります。
「鴨」と「カルガモ」の違い!
「鴨」と「カルガモ」の違いを、分かりやすく解説します。
「鴨」というのは、「カルガモも含めたカモ目カモ科に分類される鳥類の総称」であるという違いを指摘できます。
「鴨」と呼ばれている鳥類には、「カルガモ」だけではなく「マガモ・コガモ・オシドリ・オナガガモ・スズガモ」などのいろいろな種類の鳥がいるのです。
他の種類の「鴨」と「カルガモ」を比べた場合の違いとしては、「渡り鳥ではない(寒くなると南下するだけ)・クチバシの先端部分だけが黄色い・頭に縦縞の模様がある・マガモのように頭が緑色ではない・草食主体の雑食である・親子で一列になって歩く姿がよく見られる・マガモよりは食用に適さない(肉に若干の臭みがある)」などの特徴を挙げることができます。
まとめ
「鴨」と「カルガモ」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「鴨」とは「カモ目カモ科に分類される鳥類の中で、雁(かり)よりも体が小さくて首がそれほど長くない水辺に生息する鳥の総称」を意味していて、「カルガモ」は「カモ目カモ科マガモ属に分類される鴨の一種でクチバシの先端部分が黄色い鳥」を意味している違いがあります。
「鴨」と「カルガモ」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。