この記事では、「忘れない」と「忘れた」の違いを分かりやすく説明していきます。
「忘れない」とは?
「忘れない」の意味と使い方について紹介します。
「忘れない」の意味
「忘れない」は、「記憶したことをいつでも思い出せる状態」「うっかり気づかないことのない状態」「意識的に常に思い出す様にする状態」「するべきことをきちんとする」という意味です。
「忘れない」の使い方
「忘れない」は、動詞「忘れる」の未然形「忘れ」に、打消しの助動詞「ない」が付いた言葉です。
使い方は主に以下の4つになります。
1つ目は元となる意味で、「一度記憶したことを常に思い出せる状態」で、「人の顔を忘れない」などに使います。
2つ目は「うっかり気づかないことない状態」で、「期限を忘れない」などに使います。
3つ目は「意識的に覚えている状態」という意味で、「恨みを忘れにない」などに使います。
4つ目は「するべきことをきちんとする」という意味で「確認を忘れない」などに使います。
いずれも、「一度覚えたことを、ずっと記憶していて、いつでも思い出せる状態にしている」時に使う表現です。
「忘れた」とは?
「忘れた」の意味と使い方について紹介します。
「忘れた」の意味
「忘れた」は「覚えていたいことの記憶がなくなった」「うっかりものをどこかに置いてきた」「熱中してうっかり気づかなかった」「意識的に思い出さない様にする」「やるべきことをやらなかった」になります。
「忘れた」の使い方
「忘れた」は動詞「忘れる」の過去形で、基本的な意味は「一度覚えていたことの記憶がなくなった」という意味です。
それにより、ものを置き忘れたり、時間を忘れたり、やるべきことをやらないという状態になった時に使います。
「意識的に思い出さない様にする」の場合は、過去に嫌なことなどがあった為に、自分から記憶を封じている状態です。
「忘れない」と「忘れた」の違い!
「忘れない」は「一度覚えたことを、ずっと記憶していて、いつでも思い出せる状態にしていること」です。
「忘れた」は「一度覚えていたことの記憶がなくなったこと」です。
まとめ
今回は「忘れない」と「忘れた」の違いをお伝えしました。
「忘れないは現在・未来」、「忘れたは過去」と覚えておきましょう。