「シリアス」とは?意味や使い方を解説

カタカナ語

「シリアス」とは

最近ではカタカナ用語が増え、シリアスという言葉を使う人も多いのではないでしょうか。

シリアスというのはイギリス海軍の軽巡洋艦をさすこともありますが、一般的にはseriousという言葉を指す、極めて真面目である様、本格的な様、深刻な様、を指すことが多いです。

「シリアス」の意味

シリアスという言葉は英語から来ており、本格的な様子、極めて真面目な様子、事態が深刻な様子、などを指します。

厳粛な様子を指すこともありますし、事件や問題が重大になっている様子を指すこともあります。

ただし、カタカナで使われるとどうしても深刻でなさそうに見えてしまう欠点もあり、その場合は漢字で表現されることも珍しくありません。

「シリアス」の言葉の使い方

シリアスという言葉は形容動詞として使われ、例えば「シリアスな小説」「シリアスなドラマ」などといった使われ方があります。

シリアスな小説やシリアスなドラマが好きという人も多いのではないでしょうか。

確かにコメディーなども人気がありますが、自分で見ながら犯人を突き止められるようなシリアスな推理物も人気がありますね。

「シリアス」の言葉の例文

それならばシリアスという言葉を使った例文にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここではシリアスという言葉の例文をいくつか紹介します。

「シリアス」の例文1

「彼はシリアスな作品を手がけている」

例えばシリアスなドラマの脚本であったりシリアスな絵画であったり、シリアスな作品を手がける人は少なくありません。

決してふざけた要素やコメディー的な要素を含むのではなく、真面目な要素で作品を仕上げることをシリアスな作品を手掛けるといった言い方で表現します。

例えば舞台を演じるにも、シリアスな演技を得意とする人とシリアスではない演技を得意とする人がいます。

あるいは両方得意だという人も珍しくありません。

「シリアス」の例文2

「彼のシリアスな演技も見てみたいね」

コメディー要素の強い舞台等をこなせる人に対し、「あの人のシリアスな演技も見てみたい」と思うことがあるのではないでしょうか。

俳優さんや女優さんは様々な役柄をこなしていかなければならず、ふざけた役柄もできればシリアスな役からもできる、という人こそ、最近では人気があると言えるのです。

特にシリアスな役柄を演じられる人はどのような役柄でも演じられると考えられています。

「シリアス」の例文3

「彼女はシリアスものが好きだから、ふざけた映画は好まないよ」

彼女をデートに誘う時など、どのようなデートにしたら彼女が喜ぶか一生懸命考えるという人も多いのではないでしょうか。

映画というのは特に初デートで一般的なものですよね。

そして彼女を映画に誘うとなれば、一生懸命どのような映画にしようか考えなければいけません。

もしもシリアスものが好きな彼女であれば、ふざけた映画などを好まない場合もあります。

また、例えばシリアスな刑事ものの映画が好きという人であれば、犯人がすぐにわかってしまうようなストーリーは好みません。

そのため彼女を映画に連れて行くのであれば、彼女が好きそうな映画をしっかりと考えなければいけなくなるのです。

「シリアス」の例文3

「言語を学ぶならシリアスな教本を使ったほうがいいよ」

グローバル化が進み、外国語、特に英語の需要が高まっています。

しかし英語を勉強しようと思ってもなかなかかなわない、という経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

どれだけ英語を勉強しようとしてもうまくいかない、上達しない、という悩みは決して珍しいものではありません。

だからこそ、英語を勉強したいと思うのであれば簡単に英語が勉強できるようなものではなく、出来る限りシリアスな教材を使った方が良いと考える人も珍しくないのです。

カタカナ語
意味解説辞典