この記事では、「大勢を占める」の意味を分かりやすく説明していきます。
「大勢を占める」とは?意味
「大勢を占める」は、大多数の勢力が占めていることを意味します。
この大多数とは、例えば、反対意見が「大勢を占める」とした場合、反対意見を述べる勢力がたくさんいることを意味するのです。
よって、「大勢を占める」は、勢力があり、勢力が多い方のことを意味します。
逆に、勢力で物事を表さない場合、この言葉は使用しません。
なお、「過半数を占める」という似た言葉がありますが、「過半数」は、勢力ではなく人数がどうであるかを閉めることを意味しますので別の意味です。
「大勢を占める」の概要
「大勢を占める」は、大勢を占めると呼びます。
何故か皆さんおおぜいをしめると読んでしまいがちですが、これはおおぜいではなくたいせいと呼びます。
むろん、いみにおいてはおおぜいでも同じ意味でむしろ大多数のことをたいせいというよりおおぜいと呼ぶのでおおぜいでも間違いではないと言えますが、言葉としては、大多数の勢力が占めている場合、たいせいです。
「大勢を占める」の言葉の使い方や使われ方
「大勢を占める」は、勢力があり、勢力が多い方が占めていることを述べる場合使用します。
なお、占めるは、勢力下にいるという意味であるため、「少勢が占める」とすれば、少人数を勢力下においたという意味になります。
「大勢を占める」を使った例文
・『どうやら、反対意見を述べる者が大勢を占めるようだ』
この例は、反対意見を言う勢力が大多数を勢力下においているという例です。
「大勢を占める」は、様子を示す言葉で、大多数の勢力が勢力下にあることです。
・『大勢を占める組織が崩壊する』
この例は、おおぜいを勢力下においた組織が内部崩壊した例になります。
何故、崩壊したかは述べていませんが、恐らく勢力が大きくなりすぎたが故、誰が一番偉いのかということでもめ事になり、内部組織の統率が取れず、皆が好き放題やり始めたと予想します。
実は、組織が大きくなりすぎると、こうした崩壊は良く起こるので珍しいことではありません。
まとめ
「大勢を占める」は、必ず、勢力になり得る物がどうであるかを比べる場合使用します。
単なる人数が多いのか少ないのかであれば、「過半数や少数に大多数」という言葉を使用すれば人数がどうであるかを示せます。
しかし、「大勢を占める」は、勢力のバランスがどうであるかを述べるために使用するので比べるものは数という数えることができる物であってはならないです。
数のように数える物ではなく、一つの団体やグループのような物がどのくらい多いか少ないかが「大勢を占める」でこの逆も存在しており、「小勢を占める」は、こぜいを占めると呼びます。
「大勢を占める」と「小勢を占める」については小さい勢力がそのエリアを占拠している際に使用したりと大多数がそのエリアを占拠するかを言い表すためにこの2者を使い分けるとよいでしょう。