「抑止力」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「抑止力」

この「抑止力」(よくしりょく)は、国会中継などでよく聞く言葉です。

そのような場面では、主に「戦力」に対して使っていますが、もう少し幅広い意味で用いることができます。

しかし、その為の力や方法という解釈になる言葉だけに、暴力的な対象に使われることも多いのが特徴です。

それによって、悪い意味が強いと解釈されてしまいがちですが、この言葉自体にそのような含みは特にありません。

「抑止力」の意味

抑止力とは、対象となる相手や団体の行動を止める為(止められるだけ)の力や方法のことです。

それを行使するという使い方になることが多いので、ある意味物騒な言葉だとも言えるでしょう。

しかし、これを行使せずとも、保持している(いつでも行使できる状態にしておく)だけで相手の行動に制限が掛けられるケースも多いので、決して悪い意味の言葉ではありません。

「抑止力」の類語と解釈

「抑止力」を別の言葉や表現で置き換えるのはなかなか難しいですが、「制肘」(せいちゅう)という言葉に近い意味があります。

この「制肘」とは、「自由な行動をさせないようにすること」です。

「抑止力」によって相手を抑え付ける(付けている)、ある程度思ったようなコントロールが効いているという状態に対し、「制肘できている」と言い換えることができます。

しかし、それほど見聞きする言葉でもないので、意味を知っておく程度でいいでしょう。

「抑止力」の英語と解釈

抑止力は、英語では“deterrent force”と表記します。

この表現で「抑止力」そのままの意味になり、使い方も日本語と同様です。

この抑止力には、「思い留まらせる力や方法」という意味も多分に含まれており、そちらの意味で使うことも多いです。

英語の“deterrent force”もまた、この意味でも使うことができます。

「抑止力」の言葉の使い方

抑止力は、「あの国の驚異に対して抑止力を働かせる必要がある」などという使い方になる言葉です。

その為、それほどの相手でないと用いることはないので、あまり使うことはないでしょう。

ですが、多少意味を緩和した使い方もできるので、そちらの方でならそれなりに見掛けることはあるかも知れません。

「抑止力」を使った例文・解釈

抑止力を使った例文です。

きちんとした使い方から、上に書いたような比較的軽い意味で使っているものまで挙げていきます。

「抑止力」の例文1

「日本が海外から攻撃されないのは、自衛隊による抑止力が効いているからだ」

自衛隊は決して軍隊という位置付けではありませんが、自国の防衛だけに関する、それとほとんど同様の戦力を有しています。

この存在のお陰で、日本は平和な国なのだと言っても過言ではないでしょう。

「抑止力」の例文2

「刑罰を重くすることで、犯罪行為への抑止力になる」

刑罰を重くしないと犯罪が減らないようでは困りますが、確かに抑止力となるのは間違いないでしょう。

極端な例ですが、懲役1年程度の罪のところを一気に10年以上とでもすれば、その犯罪は劇的に減るかも知れません。

「抑止力」の例文3

「彼が居ることで、あいつを来させない抑止力になりそうだ」

「抑止力」を軽く使っている例になります。

相性が悪い(仲が悪い)人を使って、特定の人が来にくい雰囲気にすることができたと表現しています。

あまりいい使い方とも言えませんが、このような使っても構わない言葉です。

「抑止力」の例文4

「それほど抑止力になるとは思えないが、いいアイデアだと思う」

多少なりとも何かの抑止力になるアイデアだと言っています。

完全な意味での「抑止力」となる存在や方法はとても難しく、どのような策を講じたとしても、あくまで予想の範疇だと考えておいた方が無難です。

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