「斯様」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「斯様」とは

「斯様」と文字で見ると難しい言葉に思えてきますが、「斯様に記されています」「斯様な人物を探しています」「斯様に高価なものはいただけません」のように、手近な物を引き合いに出して話をする時に使われる言葉です。

時代劇などのセリフで聞くことはよくありますが、日常的にフランクな会話で使われることはあまりないのではないでしょうか。

「斯様」の意味・漢字の解釈

「斯様」「かよう」と読み、「このような」「この通り」「こういう」という意味があります。

「斯」は、「斯く(かく)」「斯う(こう)」と使われ、「このように」「このとおり」という意味があります。

ですので、「斯様」「このような様」「この通りの様」ということを表しているのです。

「斯くして物語は佳境を迎えたのでした」などと表現されます。

更に、「斯く」「も」を付けた、「斯くも」という言葉がありますが、これは「これほどまで」という意味になります。

「斯くも美しい景色を見たことがない」のような文章を目にしたこともあるでしょう。

「斯様」の言葉の使い方

「このような」「こういう」という意味を持つ「斯様」を使う時には、「この」「こう」に該当するものが手近にあることが前提となります。

「あの」のように、手元にないものを指す場合には、「斯様」は使われませんので、注意しましょう。

「斯様な有様です」は、このような有様です、「斯様な道順で行けます」は、この通りの道順で行けます、「斯様な道具が欲しい」なら、こういう道具が欲しい、「斯様に綺麗な器ならすぐに売れるでしょう」は、「このように綺麗な器ならすぐに売れるでしょう、という意味になります。

「斯様」を使った例文・短文(解釈)

「斯様」の意味や使い方を説明してきましたので、ここでは、「斯様」を使った例文をご紹介しましょう。

「斯様」の例文1

「斯様に見事な掛け軸は、我が家には勿体ない品物です。 」

この文章は、「このように見事な掛け軸は、我が家には勿体ない品物です。

という意味になります。

「斯様に見事な」と同じような表現に「斯様に高価な」や、「斯様に貴重な」「斯様に素晴らしい」「斯様に豪華な」などが挙げられるでしょう。

目の前にある品物が見事過ぎて、自分には不釣り合いだと恐縮している素直な感情を表している文章ですが、贈られたものが気に入らずに受け取りを断りたい時に、贈った相手の気分を害さないように気遣って使われる表現でもあります。

「斯様」の例文2

「斯様なまでに頑固だとは、怒りを通り越して呆れてしまいます」

この文章は、「これ程まで頑固だと、怒りを通り越して呆れてしまいます」という意味になります。

人の意見に全く耳を向けようとしない頑固な人のことを表している文章ですが、他人に呆れられるほどの頭の固さというのは、並大抵ではありません。

又、怒る気も起こらずに呆れるというのは、「この人に何を言っても無駄だ」「怒るだけ時間とエネルギーの無駄だ」と、見捨てられるということですので、怒られているうちが花、ということなのでしょう。

「斯様」の例文3

「雪山で遭難した者たちは、斯様に過酷な環境で3週間も生き伸びてきたのです」

この文章は、「雪山で遭難した者たちは、このように過酷な環境で3週間も生き伸びてきたのです」という意味になります。

遭難者がいる環境を目にして、3週間もよく生きていたな、と驚いている感情がうかがえます。

遭難者を発見した救助隊員や登山者の言葉なのでしょう。

そして、この文章からは、複数の遭難者が、お互いを励まし合い、助け合って、過酷な環境を耐え忍んでいたことが想像できます。

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