この記事では、「おしゃかわ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「おしゃかわ」とは?意味
「おしゃかわ」という言葉は、インターネット上で流行した言葉で、おしゃれでかわいいということを表すネットスラングです。
ただ、インターネットがこの言葉の起源なのかについては諸説あり、女子高生自体がすでに「おしゃかわ」という言葉を使用していたという説もあることから、「おしゃかわ」という言葉の起源については全く分かっていません。
「おしゃかわ」の概要
「おしゃかわ」は今でこそ、おしゃれでかわいいことを表す言葉として定着していますが、実はもう一つの意味を持つ言葉でもあります。
これは、ドラマで使用された「おしゃかわ」という語源があるのですが、こちらの「おしゃかわ」は、無駄におしゃれをしてかわいそうであるという意味の言葉として使用されていました。
その為、現在では、「おしゃかわ」という言葉には2面制があり、一方ではおしゃれで可愛らしいことを示す様ですが、もう一方はその真逆で無駄なおしゃれをして愚かであると述べているのです。
このように一つの言葉が、2面制を持つことは日本語においては多々あり、例えば、「ブサかわ」という言葉も実は、「おしゃかわ」と同じでブサイクだけど可愛らしく見えるという意味と、ブサイクでかわいそうという意味の2面制があり、いずれのどちらかの意味で使用されます。
「おしゃかわ」の言葉の使い方や使われ方
「おしゃかわ」は、人間や動物など生き物に対して使用する言葉で、おしゃれでかわいいと述べるか、無駄なおしゃれが滑稽であることを述べるかのどちらかで使用します。
その為、時として人を馬鹿にする言葉としても使用することができ、本当は可愛らしいと言っているのではなく、馬鹿みたいであると述べているのですが、相手に馬鹿のようであるということがバレてしまわないよう遠回しに馬鹿にするために使用することができるのが「おしゃかわ」です。
「おしゃかわ」の類語や言いかえ
「おしゃかわ」の類語や言いかえですが、2面制がありどっちにもとることができる言葉であれば、「ブサかわ」が類語や言いかえの言葉に当たり、「ブサかわ」はブサイクだけどかわいいという側面と、ブサイクでかわいそうであるという側面があります。
まとめ
「おしゃかわ」という言葉の誕生秘話については、女子高生が考えたとされる説とインターネット上で生み出されたという説の2者がある点についてはこの言葉が生み出される当時、言葉を短縮するということが流行していたため、どちらが起源であっても問題はないと言えます。
そして新たに意味が追加され、無駄なおしゃれをして滑稽であるという意味を持つ言葉が追加されたことも珍しいことではなく、昔から、「ブサかわ」などの言葉も2面制を持つ言葉として使用されていますので一つの言葉が2つの意味を持つというのは日本では珍しいことではなく一つの文化であると言えます。