この記事では、「すっきり」と「さっぱり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「すっきり」とは?
「すっきり」の意味と使い方について紹介します。
「すっきり」の意味
「すっきり」は、「余計なものがなく、気持ちの良い様子」「洗練されていて好ましい様子」「何も残らない様子」「ちっとも~ない」です。
「すっきり」の使い方
「すっきり」は、日常で使う場合には以下の2つの意味になります。
1つ目は「余計なものがなくて、気持ちの良い様子」という意味で、「頭がすっきりする」などと言います。
心に全く引っかかるものがなく、気持ちがはればれとする様子に使われます。
2つ目は「服装や姿勢などが洗練されていて、好感が持てる様子」という意味で、「すっきりと着こなす」などと言います。
2つに共通するのは「余計なものやわずらわしいものがなく、気持ちが爽快になること」という意味です。
「さっぱり」とは?
「さっぱり」の意味と使い方について紹介します。
「さっぱり」の意味
「さっぱり」は「不快なことやわずらわしいことが消えて気持ちに良いこと」「しつこくない、嫌味がない様子」「後に残さない様子」「全く~ない」「ものごとが好ましくない状態」という意味です。
「さっぱり」の使い方
「さっぱり」は、日常でよく使われる言葉で、以下の5つの意味があります。
1つ目は「不快なことやわだかまりが消えて気持ちが良いこと」という意味で、「お風呂に入ってさっぱりする」などと言います。
2つ目は「しつこくなくさらりとしていること」という意味で、「さっぱりした味」などと言います。
3つ目は「すっかり」と同じ意味として、「さっぱりとあきらめた」などと言います。
4つ目は「全く~ない」という意味で、「最近さっぱり見ない」などと言います。
5つ目は「ものごとが非常に良くない様子」という意味で、「売り上げがさっぱりだ」などと言います。
非常に幅広い意味で使われる言葉ですが、はればれとするというよりは「全て取り払う」という意味で使われることが多くなります。
「すっきり」と「さっぱり」の違い!
「すっきり」は「わずらわしさがなくなり、気持ちが爽快になること」です。
「さっぱり」は「全て取り払われた状態」です。
まとめ
今回は「すっきり」と「さっぱり」の違いをお伝えしました。
「すっきりは爽快」、「さっぱりは取り払われた状態」と覚えておきましょう。