「指摘」と「クレーム」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「指摘」と「クレーム」の違い違い

誰かに注意されると、憂うつな気持ちになることも多いものです。

この記事では、「指摘」「クレーム」の違いを分かりやすく説明していきます。

どちらも同じように見えて、中身は異なるのでこのチャンスに覚えてみてください。

「指摘」とは?

指摘(してき)とは、大切なことを指し示すこと。

問題点を取り上げて教えることです。

おもにミスや誤りが見られたときに用いる言葉になります。

指摘という熟語は「指し示す」という意味合いの「指」と、「つまみ取る」という意味の「摘」から成り立っている言葉。

そのため気になった課題を、つまみ上げて指ししめす動作が指摘にあたります。

直してほしいとき、改善してほしいときに用います。

指摘の使い方としては「上司から企画書について細かい指摘をされた」「何か気になる箇所がございましたら、お気軽にご指摘ください」などがあります。

ビジネスの場でもよく使われる言葉です。


「クレーム」とは?

クレームとは苦情のこと。

おもにサービス業などで、お客さまから受けるお叱りの言葉を「クレーム」と呼んでいます。

クレームは英語の“claim”から生まれた言葉です。

英語のclaimには、要求する・断言するなどの意味があります。

つまり自分の意見を主張するのが、そもそものクレームという意味。

日本のビジネスの場では、この単語が飛躍して「お客さまからの苦情のこと」をまとめてクレームと呼んでいます。

クレームと一括りにまとめると対応が嫌になってしまうのですが世の中には「クレームこそチャンス」と前向きに受け止める企業もいます。

丁寧なクレーム対応をすることによって、顧客満足度があがり、サービスに前向きになってくれるお客さんもいるからです。

耳のいたいクレームこそ、真摯に受けとめて返すことも重要です。


「指摘」と「クレーム」の違い

どちらも似たような表現ですが、その中身はまったく異なっています。

「指摘」「クレーム」の違いを、分かりやすく解説します。

・感情がはいるのがクレーム

指摘とクレームは、同じように使われることがあります。

「指摘」というのは、冷静に物事の改善点を伝えること。

上司が部下の資料をみて間違いを伝えたり、クライアントが企画書の一部を訂正して欲しいときに用いたりします。

一方でクレームは「怒りや興奮」などの、激しい感情がこもった言い方。

冷静である「指摘」に対して「クレーム」はどこか荒々しいニュアンスも含まれています。

たとえば商品を買ったお客さんから、罵声を浴びせられたときは「クレーム」

企画書の内容に誤りがあり、冷静に指示を受けたときは「指摘」です。

シーンに応じて、使い分けていきましょう。

まとめ

「指摘」「クレーム」の違いを改めてお伝えしました。

どちらもミスを指摘するときに用いる言い回しです。

「指摘」は問題点を伝えること。

「クレーム」は主にお客さんが、苦情を言うことです。

どちらも混在して使われることもありますが、正しい線引きをおこなっておきましょう。

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