「よもやよもやだ柱として不甲斐ない」とはいったいどういう言葉なのでしょうか? この記事では、「よもやよもやだ柱として不甲斐ない」の意味を分かりやすく説明していきます。
「よもやよもやだ柱として不甲斐ない」とは?
「よもやよもやだ柱として不甲斐ない」とは、週刊少年漫画「鬼滅の刃」のキャラクターである「煉獄杏寿郎」のセリフです。
原作コミックの第7巻に収録されている60話「二百人を守る」でこのセリフが使われています。
また、漫画を原作としたアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」のプロモーションビデオの中でも、このセリフが使われ有名となりました。
「よもやよもや」の意味とは?
「よもや」とは、「まさか」や「予想外」といった意味の言葉です。
「まさか」という意味の「よも」と、強調で使われる「や」が組み合わさって「よもや」となりました。
「柱として不甲斐ない」の意味とは?
「煉獄杏寿郎」は、「柱」と呼ばれる重責を負う立場にありながら、敵の策略に陥り、眠ってしまいます。
目を覚ました時には、すでに仲間と敵との戦闘が始まっており、自分の失態を恥じ、名誉挽回をかけて戦うこと決して「よもやよもやだ」「柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!!」とセリフを発します。
「よもやよもやだ柱として不甲斐ない」が流行した経緯
「鬼滅の刃」は累計発行部数1億5000万部を突破し、その人気は社会現象となりました。
アニメ化、舞台化もされており、アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、2020年の年間興行収入世界第1位、2021年時点で日本歴代興行収入第1位を獲得するほどの大ヒットを記録しました。
その「鬼滅の刃」の中でも、「煉獄杏寿郎」は作品きっての人気キャラクターであり、ファンのあいだでは「煉獄さん」として親しまれています。
「よもやよもやだ柱として不甲斐なし!!穴があったら入りたい!!」は彼の名言のひとつとして扱われています。
「鬼滅の刃」の作品人気と、「煉獄杏寿郎」のキャラクター人気が相まって、おもにSNSにて、特に「よもやよもやだ」が使用されるようになりました。
「よもやよもやだ」の使い方
「まさかの事態」や「まさかこんなことになろうとは」というときに、「よもやよもやだ」が使われています。
「よもやよもやだ」を使った例文
・『朝起きたら、予定より1時間寝坊してた。よもやよもやだ・・・』
・『軽い気持ちで投稿したのに、こんなに反響が来るなんて。よもやよもやだ』
・『旅行先で、友達夫婦とばったり遭遇した。よもやよもやだ』
まとめ
「よもやよもやだ柱として不甲斐ない」とは、週刊少年漫画「鬼滅の刃」のキャラクターである「煉獄杏寿郎」が自分の失態を恥じ、名誉挽回をかけて発したセリフです。
作品の中でも「煉獄杏寿郎」は上位人気のキャラクターであり、先述したセリフは彼の名言とされています。
「鬼滅の刃」の社会現象にともない、ファンをはじめ、おもにSNSにて、「よもやよもやだ」が使われるようになりました。