「オレっ娘」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「オレっ娘」とは?新語・ネット用語

この記事では、「オレっ娘」【おれっこ】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「オレっ娘」とは?意味

「オレっ娘」【おれっこ】とは、女性であるのに男性のように自分のことを「俺」と呼ぶという意味があります。

創作の漫画やアニメに登場する女性キャラが、おどけるように自分を「オレっ娘」と言ってみたり、格好つけて言います。

この言葉を使う女性キャラの特徴としては、髪の毛がショートであったり、男っぽい服装、表情、見た目であるのが特徴的です。

また、話し方も男性のような言動で話し、行動も活発的で、人が頼りにしたくなるような姉御肌なキャラクターを「オレっ娘」とも言い表します。


「オレっ娘」の概要

主に、漫画やアニメに出てくるボーイッシュな女性キャラが「オレっ娘」と言って、自分を男性のように扱うときに言う台詞です。

不良のようなキャラや、前は女性らしかったのに、いきなり荒々しい話し方や行動を見せる男性のように変貌したキャラが「オレっ娘」と言います。

この言葉が世の中に広まったのは1973年の手塚治虫で、作品の中に「オレっ娘」が当てはまる女性キャラを登場させてはその場を盛り上げる演出を取り入れたことにあります。

最近では、『けものフレンズ』のツチノコや、オーロックスが風貌は可愛らしいのにサバサバした男性のような性格のため「オレっ娘」としてファンの間では認知されています。


「オレっ娘」の言葉の使い方や使われ方

自分はどうも男っぽい性格である、男性のようになりたいと思う人が自分のことを「オレっ娘」と言い、いかに自分が男っぽいかを表すときに使います。

創作アニメや漫画の中ではたびたび自分のことを男性のように見せるポーズを見せたり、対戦するときも男らしく戦うキャラが登場しますが、そのような人物を見た視聴者が「この子はオレっ娘にちがいない」と認めるときにも使います。

また、女性でも男性の見た目にそっくりなジェンダーや、女らしくてもあえて「俺」と言って周囲を驚かせては喜ぶ人もいます。

この言葉の類義語には「ボクっ娘」があり、やはり自分を男性のように「僕」と表現しますが、「俺」と言うよりもいくぶんか可愛らしい自分であると伝えるときに使う言葉です。

「オレっ娘」を使った例文(使用例)

・『有名なオレっ娘キャラなのがDr. スランプ・アラレちゃんに登場する男っぽい性格の木緑あかねである』
・『ジブリ作品の千と千尋の神隠しに登場するリンや、サムライうさぎの華屋キクもオレっ娘だ』
・『クラスの女教師は男らしい姿で自分のことをオレっ娘と言って格好つける』
昭和の時代にかなり流行ったアラレちゃんに登場する緑色の髪の毛をまとめたポニーテールが粋なあかねちゃんは男っぽい性格で、大らかな性格の女性でした。

平成になると、ジブリ作品に登場するリンや、漫画の登場人物である華屋キクもまた男らしいところが「オレっ娘」として同性に人気を博しました。

また、現実の世界では担任の女教師であったり、彼女、姉が男っぽいときは「オレっ娘」と言い、魅力を感じる男性は尊敬の目で見るのです。

まとめ

アニメや漫画の世界ではいがいと「オレっ娘」がおり、男らしく武器を抱えて敵地へ向かって戦ったり、いつも元気で健康的に行動する姿を見せてくれます。

そのような「オレっ娘」になりたいときはあまり深く考えないで、前向きに物事を考えて行動する人になってみるといいでしょう。