インターネットにつなげれば、海外に住んでいる人とも簡単にコンタクトが取れる時代。
この記事では「オンライン」と「web」の違いを分かりやすく説明していきます。
紛らわしい用語の差を理解して、ITに強くなっていきましょう。
「オンライン」とは?
オンラインとはインターネット回線に、繋がっている状態のこと。
ネットワーク機器に繋がっていることを指します。
反対語はインターネットに繋がっていない「オフライン」になります。
インターネットに繋がっているということは、パソコンやスマホを通じて、画面の先の向こうの人と繋がっているということ。
最近ではネットを通じてやり取りすること、そのものにもオンラインという言葉を用いています。
オンライン飲み会・オンライン英会話・オンライン診療なども、最近よく聞かれる流行語です。
どれもZoomなどのコミュニケーションツールを通じて、自宅から参加できるものばかりです。
現在よっぽどの過疎地に行かないかぎり、日本のいたる所でインターネットに接続することができます。
オンラインは離れていても遠方の人とやり取りできる、無限の可能性をひめた言葉です。
「web」とは?
Web(ウェブ)とは、インターネットのシステムのこと。
パソコンを立ち上げたとき、スマホで検索をおこなったとき、スムーズにネットに繋ぐことができるのはwebがんばっているからです。
何気なくいつも使っているwebですが「世界中に張り巡らされた、クモの巣」という意味が込められています。
つまりクモの巣の細かい網の目のように、世界中を覆っているのがwebなのです。
もともとWebはスイスにある研究機関のスタッフが、膨大な資料と資料を紐づけるために考案したもの。
多くの研究者や学者が、多くの資料をひと目で見られるように開発したものです。
現代ではこうしたシステムによって表示できるページをwebページ。
つくる人をwebデザイナー・webディレクターと呼んでいます。
「オンライン」と「web」の違い
どちらも身近な言葉ですが、あらためて問われると説明が難しいこともあります。
「オンライン」と「web」の違いを、分かりやすく解説します。
・オンラインは、つなぐこと
Webは研究機関のスタッフが考案した、HTML文書を駆使したシステムのこと。
サイトをつなぐと「https://www」という文字があらわれます。
この「www」の部分がwebにあたります。
多くの人が1日に数回は検索をおこなっていると思うので、自然にウェブのシステムを利用していることになります。
またオンラインは、インターネットに接続している状態を指します。
オンライン会議というと、PCやスマホをインターネットに繋げてミーティングするという意味になります。
まとめ
「オンライン」と「web」の違いをあらためて、お伝えいたしました。
どちらもよく知られた用語ですが、改めて問われると説明しにくいものです。
オンラインはインターネットに繋ぐこと。
またはその状態です。
Webはネットのシステムそのものになります。