「サムネイル」とは?
このサムネイルという言葉は、PCやスマホが現在のように普及してから一般的になったと言えるでしょう。
今ではこの言葉が出てきただけで、多数それが存在する、その中から選ぶといったようなその後がイメージできるほど普通に使われています。
「サムネイル」の意味を詳しく解説
サムネイルとは、「縮小表示された画像」のことです。
1つのフォルダ内に画像ファイルが複数存在するような時に、このサムネイルでそれらを一覧表示すると、どのファイルがどんな画像なのかがすぐに見分けられるようになります。
「一覧表示に向いた画像」と解釈をされることも多く、言わばそれぞれの画像の”見本”です。
元々の意味ではありませんが、今ではその「見本」という解釈も込めて使われています。
「サムネイル」は英語では?使い方も同じ?
サムネイルは、英語では“thumbnail”と表記します。
この言葉は、この綴りで一語ですが、元は“thum”と“nail”の2つの言葉からできています。
それぞれ“thumb”は「親指」、“nail”は「爪」を表す言葉です。
よって、直訳では「親指の爪」ですが、そこから転じて「親指に爪のような小さい画像」を表現するコンピューター用語として使われるようになりました。
その“thumbnail”を発音した「サムネイル」が、日本で全く同じ意味で使われているという訳です。
「サムネイル」の言葉の使い方
サムネイルは、よく写真を撮る人や、保持している画像ファイルが数多に及ぶ人なら、普段から使っている言葉でしょう。
スマホでの写真撮影が当たり前になった最近では、この言葉を使わないことの方が少ないとさえ言えるかも知れません。
その中から選んで等倍表示をする、もしくは他の媒体へコピーする、更にはメールなどで送信するなど、そこからの展開はその場次第です。
全部で数十くらいの数であれば、それなりの大きさで表示しても問題ありませんが、数百、数千ともなると、それぞれをかなり小さく表示させないと、一覧で確認するのも大変です。
しかし、小さくするほど、見にくくなってしまうというジレンマも同時に抱えています。
「サムネイル」を使った例文と解釈
サムネイルを使った例文ですが、それほど形はないので、すぐにこの言葉の正しい使い方が分かるでしょう。
基本的に画像が複数あるというシチュエーションでしか使わない言葉ですが、動画に対しても使えます。
その場合には、ぞれぞれの動画の1シーンが自動的に選ばれたり、場合によっては好きな画像を動画ごとにサムネイルとして設定できます。
「サムネイル」の例文1
「サムネイルではよく分からなかったが、大きな画像で見たら粗い部分がかなり見られた」
サムネイルは、かなり小さい表示になることも多いので、それだけで細かい部分まで確認するのは難しいです。
あくまで”縮小された見本”なので、詳しくは元のサイズで詳しく確認してください。
「サムネイル」の例文2
「アップした動画のサムネイルをどうしようか考えている」
上でも書きましたが、動画のサムネイルは自動的に決まってしまう場合と、好きな画像にすることができる場合があります。
例として、YouTubeにアップした動画は、サムネイルを好きな画像にすることができます。
文字を入れることもできるので、再生数の為に(動画の内容がそこまででなくても)できるだけ刺激に見える場面の画像に、それなりの文言まで加えることも少なくありません。
「サムネイル」の例文3
「それだけファイル数があると、サムネイルで見るのも大変だ」
同じフォルダ内に多数の画像ファイルが保管されていると、その一覧サムネイル見るだけでも大変です。
100や200に及ぶような場合には、日付やジャンルなどで別フォルダに分けた方がいいでしょう。
特に画面の小さなスマホでは、細かくフォルダ分けをすることをおすすめします。