この記事では、「シェーバー」と「バリカン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シェーバー」とは?
剃刀のことです。
剃刀には、手動のものと電動のものがあります。
手動のものは、取っ手の先端に薄い刃が取り付けられています。
刃の取り付け方は、T字型とL字型があります。
T字型のものは、刃の枚数が1~5枚ほどまであります。
刃の枚数が多いほど、ヒゲを剃るときに深剃りができます。
また、1枚当たりにかかる圧力が分散され、肌への負担が軽減します。
電動のものもT字のような形のものとL字型があります。
顔など細かい部分の毛を剃るときにはL字型が適しています。
T字のようなものは、広い範囲の毛を剃るときに便利です。
これらは顔、腕、脚など、頭部以外の毛を剃るために使用されるものです。
「シェーバー」の使い方
剃刀を指して使用する言葉です。
手動のものと電動のものがあり、電動のものは特に「電動シェーバー」といいます。
「バリカン」とは?
毛髪を切るための道具です。
刃は山形になっています。
刃は往復するようになっており、刃と刃の間に入った毛が切り取られます。
頭皮を傷つけないような設計になっています。
主に理髪店で使用されていますが、家庭用のものも販売されています。
開発された当初よりも小型化が進んでおり、家庭でも使用しやすくなっています。
日本では、古くは髪を刈りあげて坊主にするために用いられていたのですが、現在ではデザインカットなどにも用いられています。
デザインを施したものは「バリアート」と呼ばれます。
髪を残す部分と剃る部分を作り、文字、イラストなどを作っていきます。
人間用のものだけでなくペット用のものもあります。
主に毛が長く伸びる犬に使用されます。
「バリカン」の使い方
毛髪を切るための道具を指して使用する言葉です。
人間用のものとペット用のものがあります。
「シェーバー」と「バリカン」の違い
どちらも毛を切るために使用する道具ですが、同じものではありません。
「シェーバー」は頭髪以外の毛を剃るためのものです。
顔、腕、脚などに用います。
手動と電動があり、形はT字とL字があります。
「バリカン」は頭髪を切るためのものです。
2枚の刃の間に入った毛が切れるような仕組みになっています。
手動と電動がありますが、日本で一般的にみられるものは電動です。
「シェーバー」の例文
・『シェーバーを使ってヒゲを剃る』
・『脱毛サロンに行く前にシェーバーでムダ毛を剃る』
・『そろそろシェーバーで毛を剃った方がいいかも』
・『電動のシェーバーを購入した』
「バリカン」の例文
・『バリカンで髪を切る』
・『自分でバリカンを使って髪を切った』
・『バリカンを使っている理髪店』
・『バリカンを慎重に使用する』
まとめ
どちらの言葉も毛を切るために用いる道具ですが、どの部位の毛を切るために使うのかという点が違います。
また、形も仕組みも異なります。