「タイツ」と「パンスト」の違いとは?分かりやすく解釈

「タイツ」と「パンスト」の違い違い

女性のファッションアイテムは色々な名称があり、男性からは見分けづらいものが沢山あります。

例えば「タイツ」「パンスト」は似ているものとして有名ですが、はっきりとした違いがあるものなのです。

この記事では、「タイツ」「パンスト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「タイツ」とは?

「タイツ」とは主に冬に履くインナーであり、足から腰までを覆う形状になっています。

保温機能が高いことから女性だけではなく最近は男性向けの「タイツ」も多く販売されています。

「タイツ」の特徴としては生地が厚い点にあり、これはデニール数で表されます。

「タイツ」のデニール数は30以上となっており、厚いものは100デニールを超えるものもあります。

「タイツ」はカジュアルなファッションアイテムとしてのインナー以外にも色々な種類があります。

レースクイーンやエアロビクス用に作られたタイツもあれば、新体操やバレエで使われる「全身タイツ」など運動性を高めたものも存在します。

こちらはインナーとしての機能ではなくしっかりと見せる役割を持っているのが特徴です。


「パンスト」とは?

「パンスト」とはパンティストッキングの略称であり、通常はストッキングと一緒のものと見なされることが多いのが特徴です。

「パンスト」足先から腰を覆う伸縮性の高い生地でできており、女性用の下着であるパンティと足先から腰までの長い靴下が一体化している形状となっています。

本来はこの一体化により下着を履かなくてもいいとされていましたが、今日では下着と組み合わせて履く女性もいます。

「パンスト」は伸縮性が非常に重要になってくることもあり、生地は薄いものが用いられるのが通常です。

こちらの生地もデニール数で表されるのが特徴であり、「パンスト」は通常30デニール以下となっています。


「タイツ」と「パンスト」の違い

「タイツ」「パンスト」は基本的に暑さの単位であるデニール数が違うものとなっています。

またタイツは長靴下という形状となっていますが、「パンスト」は下着と長靴下という一体化になっており使用方法は異なります。

生地の薄さから「パンスト」は電線をしやすくなっており、これは多くの女性を悩ましています。

「タイツ」の例文

・『温かいタイツを購入したので、冬はかなり快適に過ごせた』
・『全身タイツを着た芸人が突然飛び出してきて、一発ギャグを放った』

「パンスト」の例文

・『パンストのデニール数が気になったので、新しいものを購入した』
・『パンストが電線していることに出先で気が付き、とても落ち込んだ』

まとめ

女性のファッションアイテムやインナーとして人気の「タイツ」「パンスト」ですが、異なる点は生地の厚さであるデニールのみとなっています。

「タイツ」は生地が厚いことや防寒性が高いことから冬によく使われますが、「パンスト」は一年中使うことが多いのが特徴です。

「パンスト」は薄いデニール数のものほど電線をしやすくなっており、外出先で発生することもあり悩ましい問題となっています。

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