この記事では、「パーチクルボード」と「MDF」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パーチクルボード」とは?
「パーチクルボード」は、文字で表記されたこの言葉を目にすれば分かる様に、微少なものとか小片、粒子といった意味を持つパーチクルに、加工した板とか板の意味を有するボードという言葉を付け加えて成立した言葉です。
だからこそ「パーチクルボード」は、木材チップを加熱し圧縮して出来た板の事を表しています。
「パーチクルボード」の使い方
「パーチクルボード」は、壁や床といった下地材や家具の素材として使われるのが主です。
そのため「パーチクルボード」という言葉が使用されるのは、建築や家具といった分野に関連する機会だったりします。
しかも一般的な用語とは言えないため、建築業や或いは家具に関連した仕事をしている人以外は、この「パーチクルボード」という言葉を使う機会はほとんどないです。
「MDF」とは?
「MDF」とは、“medium-density fiberboard”の略語であり、日本語では中密度繊維板を意味する言葉となっています。
木材等の植物繊維を原料としていて、板状に生成したものの内で、密度が0. 35g/cm3以上のものの事を、“medium-density fiberboard”、略してMDFと呼んでいるのです。
「MDF」の使い方
「MDF」は、“medium-density fiberboard”の頭文字を取った略語として使用されています。
しかも植物繊維で出来た板を表す言葉であるため、そのもの自体の用途も限られているのです。
「MDF」は主に断熱性や遮音性を求められつつも、強度が求められない家具に使用される事が多い板となっています。
お陰で「MDF」という言葉自体も、家具に関連した話題の際に使用されたり、登場する事が多くなっているのです。
「パーチクルボード」と「MDF」の違い
「パーチクルボード」と「MDF」の文字を見比べれば分かりますが、使用されている文字は全然違っていて特に共通点はありません。
ですがどちらも、木を原料とした板を表す言葉であるため、混同してしまう人も少なくないです。
ですが「パーチクルボード」は、木片まで砕いたものを加熱圧縮する等して板状にしたものを表す言葉となっています。
一方の「MDF」は、木質繊維までより細かくした上で、合成樹脂を接着剤として使用して板状にしたものです。
この様に同じ木を原料とした板でも、木片と木質繊維という原料の違いがあります。
「パーチクルボード」の例文
・『この家の壁の下地材として、パーチクルボードを使用しています』
「MDF」の例文
・『MDFは家具の材料として使用される事が多いです』
まとめ
2つの言葉を見比べれば、使用されている文字も発音も全然違っています。
ですがどちらも木を材料とした板という共通点があるので、少しややこしい部分もあるのです。
ただし「パーチクルボード」は、木片を原料に加熱したり圧縮する等して板状にしたものを表します。
対する「MDF」は、木質繊維まで細かくしたものを原料とし、板状にしたものです。