「ファビョる」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ファビョる」とは?新語・ネット用語

この記事では、若者の間で使われているインターネットスラング用語の「ファピョる」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「ファピョる」とは?意味

顔が真っ赤な状態で怒ることを「ファピョる」と言い、いかに怒りがおさまらず気持ちが高ぶっているかを表せる言葉です。

日本人ではなく、韓国人が怒り狂うときの凄まじさを表します。

言葉の語源は火病【ひびょう】からきており、韓国人特有の怒りの表し方を指すものであり、日本人から見ると少し異様とも思える怒り方を指します。

本当ならば怒りを表に出すのではなく、内に秘めることが望ましいという考え方をするため、彼らは滅多に怒り狂うことはありません。

しかし、ずっと内に怒りを秘めていると怒りが溜まっていき、精神的にストレス性の障害が起きやすくなってしまい、このことで数々の病状を発症することを「ファビョる」と言うわけです。


「ファピョる」の概要

元々は「ファビョン」「ファビョる」と変化させて生まれた言葉であり、主に火病のことを指します。

まるで火が点火したように顔が真っ赤になり、呼吸が乱れたり、食欲がわかない、下痢になるなど様々な症状が出てつらい日々を送るわけです。

朝鮮人は昔から人とうまく関係性を築くため大声を出したり、怒りに任せて暴力をふるうことはなく、怒りを表に出さないよう喉の奥で溜め込むようにします。

どうして火病が起きるかというと、嫁と姑との間で悩んだり、配偶者が浮気していたなど家族間の問題が多いのです。

そんな言葉が若者に広まったきっかけは2ちゃんねるの「ハングル板」であり、何度も言葉の意味を紹介した人によって多くの人に知られるようになりました。

その後、ニュースで韓国人が顔を真っ赤にして叫びながら反日運動する様子を見たとき、掲示板でも同様に怒りの反応を表すときに使われる言葉になったのです。


「ファピョる」の言葉の使い方や使われ方

顔を真っ赤にして怒り狂う韓国人女性のように見える人を「ファビョる」と言い、小馬鹿にするときに使われています。

このことから、若者の間では母親や彼女、女友達が怒り狂う様子を「怖いぐらいファビョる」と言って驚くわけです。

火のように赤い顔してすごいテンションで他のユーザーを捲し上げる人を「君はすごくファビョる」と言って距離おく人もいます。

そんなに怒るようなところでもないのに、すぐに怒り狂う人に対しては「どうして注意されただけでそんなにファビョるの」と聞いたり、そもそも「ファビョるってどういうことか」と聞くときにも使われている言葉です。

「ファピョる」を使った例文(使用例)

・『お前、この頃よくファビョるよな。大丈夫か』
・『あいつはファビョることで有名だ。用心しろよ』
・『私、いつファビョるか分からないけど、よかったら友達になって』
すぐに怒り出す人に同情したり、反対に気をつけないと危険だと伝える人もいます。

そんな「ファビョる」者が自分はすぐに怒り出すけど、友達になってほしいと思う人にお願いをするときに使われている言葉です。

まとめ

普段は物静かで文句も言わない人が、ちょっとした言葉一つで火が燃え盛るように顔を赤くして怒り狂うその様を揶揄する意味も込めて「ファビョる」と言う場合もあります。

まるで、支えていたロープが切れるように怒りだす姿は周囲を驚かせますが、うまく話を聞いてあげたり、穏やかに交流できるよう工夫してみるといいでしょう。